【Finish10】元修斗世界フェザー級王者・日沖発が、元環太平洋王者・土屋大喜を立ちヒールで斬って落とす
【写真】現在進行形のグラップリングとは意味合いが違う一戦だろう。ただし、現在進行形の人生で掛け替えないの48秒だったはず(C)MMAPLANET
<ライト級/5分2R>
日沖発(日本)
Def.1R0分48秒 by ヒールフック
土屋大喜(日本)
FINISHを主催する山内慎人氏の想いが詰まった──修斗世界フェザー級選手権試合として実現しなかった顔合わせ。まずダブルレッグでテイクダウンを奪った日沖が先制すると、土屋はクローズドを切られ、右足を抱えて圧関節をエントリーしていく。
50/50から内ヒールの狙いの土屋に対し、日沖はクロスした足をヒールに捕えて捻る。腹ばいから立ち上がった日沖は、腰の前に残っている右足をヒールで抱えたまらず土屋がタップした。
試合後、並んでマイクで話す両者を見て山内氏が感極まるシーンも。
この試合を実現させたい──立派な大会のトリを務めてほしいという氏の想いの強さが、FINISH10の熱を生んだといっても過言でないだろう。