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【Lemino Shooto06】ジョー・バードとMMA初の国際戦、須藤拓真「パスガードも多少は上手くなったので」

【写真】得意のスタイルを如何にMMAで生かすか。皆が未知のサブミッションを期待している(C)SHOJIRO KAMEIKE

1日(月)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるLemino Shooto06で、須藤拓真がジョー・バードと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

サブミッション・アーティスト須藤拓真がLemino修斗に初参戦。現在MMAでは3連敗中だが、相手は齋藤奨司、藤井伸樹、そして横山武司と強豪揃いだ。もちろん敗戦は敗戦——だが、やはり須藤には過去のMMA戦やグラップリングマッチで見せた、相手の足を破壊するサブミッションを期待したくなる。今回MMAでは初となる国際戦で一本勝ちなるか。計量前日、試合に向けて須藤に語ってもらった。


――前回のインタビューはフェザー級で横山武司選手と対戦する時でしたが、バンタム級の計量前日となると、やはり頬と首筋なども細いですね。

「えっ、そうですか(笑)。やはり他の階級と戦う時とは違いますね。今も少し減量疲れがあって」

――そんななかインタビューに応じてくださり、ありがとうございます。フェザー級の試合前とバンタム級の試合前だと、減量疲れで練習中の動きも変わってきますか。

「多少……というぐらいです。試合1週間前ぐらいから疲れは出てきますけど、だいたい追い込みの疲れで。体重は順調に落ちています」

――それは良かったです。試合についてですが、横山戦前のインタビューは『MMAを戦うかどうか』の基準の一つとして『面白い選手がいるかどうか』という点を挙げていました。

「あぁ、そうでしたね」

――今回Lemino修斗に出場するうえで、国際戦というのはその基準を満たすものなのかどうかと。

「まず相手の情報が全くなく、強いのかどうかも分からなくて(苦笑)。でも前回のLemino修斗(※後楽園大会)を観に行くと、呼んできている外国人選手はメッチャ強かったじゃないですか。だからLemino修斗が海外から呼ぶ選手は強いだろうとなぁ、自分で勝手に思っています(笑)」

――相手がどういう選手か分からないけど面白そうだな、と。とはいえMMAは現在3連敗中です。特に前回の横山戦の内容と結果については、どのように捉えていますか。

「あまり深くは考えていないですけど、やっぱり勝ち星は欲しいと考えているところですね」

――3連敗もどう捉えるか難しいところです。負けている相手が齋藤奨司選手、藤井伸樹選手、そして横山選手という強豪続きで。

「アハハハ。試合内容を見ていただければ――とは思いますけど」

――試合内容でいえば、横山戦は得意の足関節を徹底的にディフェンスされました。

「柔術が巧い選手なので。そこは綺麗に捌かれちゃいましたね」

――かと思えば、今年3月のROMAN柔術マッチでは、鍵山士門選手をストレートフットロックで下しています。

「どこを目指しているのか、とよく聞かれる気がします(笑)。ただ、今はパスガードを練習していて。ちょうど練習していることを綺麗に出すことができた感じだったので、手応えはありました」

――パスガード、ですか。須藤選手のMMAに対して期待が掛かるのは、おそらく2022年11月の後藤丈治戦のような内容だと思います。

「あぁ、なるほど」

――修斗初参戦で、当時ランカーであった後藤選手のヒザをヒールフックで破壊。あの試合は本当に衝撃でした。今もきっと、あの後藤戦を求められている。

「求められているとは思いますけど、そこはあまり考えず、自分がやりたいことをやろうかなとは思っています。結局はそこに辿り着く気はしますけど(苦笑)、求められているからといって、そこにこだわるつもりはないですね。自分の好きなことをやりたいです」

――では今、MMAにおける「自分の好きなこと」は何ですか。

「足を狙いつつトップゲームとか考えています。パスガードも多少は上手くなったので」

――多少は……パスガードもトップゲームも、できないわけではないでしょう。

「いやいや、『多少は』という感じですよ。最近ようやく、チョロっとやるようになったぐらいで」

――『できない』のか『やらない』のか。あるいはパスやトップゲームの練習もしなかったのですか。

「白帯とか青帯ぐらいの頃は練習していました。でも柔術で、柔道やレスリングで実績のある人と対戦した場合——自分は何のバックボーンも持っていなくて、下を選択するしかなかったんですよね。なのでパスガードをやることがなくなって、今また練習するようになったという流れです」

――柔術の場合は引き込んだ相手をパスするケースも多いです。一方でMMAの場合は、ほぼほぼパスの前にテイクダウンが必要になってきます。そのテイクダウンについては?

「パスガードをやるためだけというわけではないけど、レスリングの練習もやっています。テイクダウンでも勝負できるし、下になっても足を見せてからのスイープもある。レスリングだけにこだわるわけではなく、どちらでも勝負できるのが強みなのかなと思っています」

――最近では下から足を絡めてサイドやバックに着きつつ立ち上がる展開が増えています。それこそスイープしながら返し切るだけでなく、立ち上がる攻防は最も得意とするものではないですか。

「そこは自分が一番練習しているところなので、問題ないかなと思っています」

――今回対戦するジョー・バードの試合で、唯一フルで確認できたのは2020年3月のマイケルブライト戦でした。序盤はローとハイを散らし、削れてきたらテイクダウン&トップキープで確実に勝利しています。そのようなタイプについては?

「特に嫌だってことはないですね。蹴りを出してくれたほうが掴みやすいですし。ただ、今までバシバシ蹴りを出してくる相手がいなかったんですよ。次の相手も僕の試合映像を視て、そこまで蹴りを出してくるかどうか……。

何より最近の情報がなくて、そこまで考えても――とは思っています。自分は相手に合わせるというより、自分のやりたいことをやるスタイルなので」

――相手が蹴ってこようと、テイクダウンを狙ってこようと、自分が下になったとしても最終的に自分の得意な部分に持ち込むパターンは想定できているわけですね。

「はい。それは入口が少し違うだけで、あとは全部一緒ですから」

――Lemino修斗が海外勢をぶつけてくるということは、今後レギュラー出場と常に外国人選手との対戦していく可能性はあります。

「そうなると、ありがたいですね。実は最初のオファーも、×××選手だったんですよね」

――おぉっ、それは興味深いです。

「残念ながら成立しなかったけど、良い形で勝つことができれば、自分のやりたい相手の希望を出すこともできるかもしれない。サバイバートーナメントに出ていた外国人選手とか強かったし、そういう相手と組まれるのは『喜んで!』という感じです。

今はMMAで3連敗しているので、まずは勝つことが第一で。それプラス、盛り上がるような自分らしい試合をしたいですね」

■視聴方法(予定)
6月1日(月)
午後6時~ Lemino

■Lemino shooto06対戦カード

<ライト級/5分3R>
エフェヴィガ雄志(日本)
ローウェン・タイナネス(米国)

<フェザー級/5分3R>
飯野雄斗(日本)
石原夜叉坊(日本)

<バンタム級/5分3R>
中島陸(日本)
リン・ホーシュン(台湾)

<バンタム級/5分3R>
須藤拓真(日本)
ジョー・バード(米国)

<フライ級/5分3R>
杉本静弥(日本)
岡田嵐士(豪州)

<バンタム級/5分2R>
榎本明(日本)
竹見隆史郎(日本)

<女子スーパーアトム級/5分2R>
安田コング詠美(日本)
アル(日本)

<フェザー級/5分2R>
有馬鉄馬(日本)
翔べ!ゆーすけ!(日本)

<キッズ修斗42キロ契約/3分1R>
稲場豪健(日本)
佐久間丈(日本)

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