【UFN208】シングルに拘ったアルミカーニがエルボーで疲弊。ピアースがTDからパウンドアウト
<フェザー級/5分3R>
ジョナサン・ピアース(米国)
Def.2R4分10秒by TKO
マクワン・アミルカーニ(フィンランド)
ピアースの左ローに、アミルカーニが右ジャブを伸ばす。間合いの測り合いのなかで跳びヒザを見せたアミルカーニが、シングルレッグ出るとピレースは頭部にエルボーを連打する。一度は手をつかされたピアースは、立ち上がると足を掴むアミルカーニに引き続きヒジを連続で打ちつける。それでも懸命にテイクダウンを奪いつつ、スクランブルでピアースにスイッチを許さずバックを制したアミルカーニに大量の流血が見られる。
バックからフロント系チョークという得意の流れに持ち込んだアミルカーニはギロチン、シングルにアナコンダを仕掛ける。ピアースは立ち上がり、バックも許さず離れるとアミルカーニにやや疲れが見られるか。それでも右ローに左を合わせたアミルカーニは左ストレートからシングルレッグ、ピアースのキムラスイープにも執拗にシングルを取り続ける。結果、エルボーの連打を受けたアミルカーニは引き込んで下を選択する。最後に立ち上がり、足を払ってパウンドを落としたピアースのラウンドとなった。
2R、ピアースは右カーフを蹴り、右に右ヒザを合わせる。アミルカーニも左に右を合わせるが、右を被弾する。組みたいアミルカーニにパンチを入れ、右アッパーを打ち込んだピアースがダブルレッグでテイクダウンを決める。ハーフから右腕を差して立ち上がろうとしたアミルカーニに対し、ピアースは背中に乗って差されていた腕を捻るようにマウントに移行する。
アミルカーニが足を戻すが、ピアースはパスを決めてワキ腹にヒザを入れる。顔をしかめたアミルカーニはハーフから右腕を差してレッスルアップも、スペースを創って立ち上がったピアースがアンクルピックで上を取り直す。エルボーから左のパンチを連打したピアースに、ハーフのアミルカーニは動けない。両手で顔を覆うようになったアミルカーニに左パウンドを続けたピアース。背中が伸びたアミルカーニにエルボーを連打すると、ついにレフェリーが試合を止めた。