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【UFC ESPN50】ピアースのTDを切り返し続けるオナマ、左右ストレートを当ててノンストップ戦を制す

<148.5ポンド契約/5分3R>
デヴィッド・オナマ(ウガンダ)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
ジョナサン・ピアース(米国)

オナマが左ジャブを突いて距離を測る。ピアースは右ストレートを伸ばした。右ロー、左ボディから右ストレートを繰り出すピアース。オナマはサウスポーへのスイッチも見せる。オナマの左ジャブがピアースの顔面を捕らえるも、ピアースの右がヒットした。互いにスイッチとストレート系のパンチで攻めるなか、ピアースは左右の前蹴りを突き刺していく。オナマも右クロスをヒット。ピアースは右ミドルを当てるが右ストレートは空振り。シングルレッグで飛び込んだピアースが、ドライブからグラウンドに持ち込もうと試みたが、ここはオナマが足を抜いて立ち上がった。

ピアースの右ミドルに右ストレートを合わせるオナマ。左ジャブの差し合いでもオナマが勝る。するとピアースがダブルレッグで飛び込み、テイクダウンするとバックへ。四の字フックで固めてパンチを連打していくも、オナマが切り返してトップを奪う。背中を見せて立ち上がったピアースは、離れたオナマにパンチを浴びせてからダブルレッグで組み、バックに回って引き込んだが、ここでもオナマが切り返してトップを奪った。

2R、スイッチしながらピアースが距離を詰めた。下がるオナマにダブルレッグで組みついたピアースだが、首を取られてしまう。しかしギロチンをかわしたピアースがバックに回った。四の字フックからパンチで削り、右腕をオナマの首に回すピアース。パームトゥパームで絞め上げるも極まらず。オナマが切り返してトップを奪うが、スクランブルからピアースがハイクロッチからグラウンドに引き戻し、またもバックへ。

起き上がるオナマに対し、バックコントロールを続けるピアースが四の字フックからRNCへ。切り返してバックを奪うオナマを前に振り落としたピアースが、バックを奪い返す。と、オナマも前に振り落とした。ピアースがトップ、さらにバックを奪い、今度はオナマの切り返しを許さずヒジを落としていく。ならばと仰向けになったオナマが蹴り上げから立ち上がった。スタンドに戻るとピアースの右カーフに、オナマが左ジャブを合わせた。

最終回、距離を詰めるオナマに対し、ピアースが右縦蹴りを突き上げた。プレスをかけるピアースだが、オナマの左ジャブを食らう。互いにスイッチとジャブを続けるなか、ピアースがシングルレッグで入るもオナマがかわす。オナマの左ジャブ、左フックをもらいながらも組みつくピアース。オナマは離れて右クロスを当てた。徐々にオナマのパンチのヒット数が上がり、ピアースはケージに詰められてしまう。中央に押し戻したピアースがシングルレッグからバックに回るも、ここでもオナマが切り返した。スクランブルから立ち上がった両者。打ち合いもピアースに力がなくなってきている。

ピアースのシングルレッグをスプロールしたオナマだが、ピアースがなおもシングルレッグで押してくるとテイクダウンを許す。しかし、ここで切り返すのがオナマだ。今度はオナマがトップをキープ。ピアースはオナマの左腕をキムラで抱えたが、オナマが立ち上がった。スタンドに戻り、オナマにも疲労が見える。サークリングするオナマに対し、ピアースが打ち合いに持ち込んだ。ラストは両者が左右のパンチを振り合い、クリーンヒットはないものの会場を盛り上げた。

ズバ抜けた身体能力でピアースのテイクダウンを切り返し、左右ストレートを当てたオナマが判定勝ちを収めた。


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