【RIZIN TRIGGER01】試合後の談話 萩原京平「男らしい、気持ち良い打ち合い」&昇侍「今も元気です」
【写真】昇侍のテイクダウンに対しては「岩﨑(正寛)さんの指示が無かったら、どうなっていたか分からなかった。ありがたかったですね」と笑顔で語る姿が印象的だった萩原。一方、昇侍も「メインとしてふさわしい試合ができた」と清々しい表情を浮かべていた(C)SHOJIRO KAMEIKE
27日(日)、神戸市中央区のワールド記念ホールで開催されたRIZIN TRIGGER01のメインでは、萩原京平が昇侍を2R TKOで下した。
Text by Shojiro Kameike
「メインにふさわしい試合ができた」と語る両者。試合後のコメントは以下の通りだ。
ーー試合の感想をお願いします。
「嬉しいですね。メインにふさわしい試合ができたかなって。それと1Rが終わった時に、お客さんがすごい盛り上がっとったんが分かったんで、自分もテンションが上がりましたね。思っていたとおり男らしい、気持ち良い打ち合いができました。真っ向勝負ができたんで、思っていたとおり素晴らしい選手でしたね、昇侍選手は」
ーー今後については?
「試合後にも言ったとおり、大晦日に出たいと思っているんで。大晦日に出て、怪我がなければ年明けにも出て、朝倉未来選手にリベンジしてベルトを獲りたいと思っています」
ーー相手のどんな攻撃が一番効きましたか。
「やはり右のパンチですね。効いたというか、テンプルにもらってグラつかされた、と言ったほうがいいですかね。あまり効いたという感覚はないんですけど、グラつかされて、リカバリーが追いつかない間に、最後はまとめられちゃったので。試合中は『まだいけるよ!」と言っていたと思うんですけど、映像を見たら、あのタイミングで蹴りを当てられたら仕方なかったかなと。テンプルにもらってグラついただけなので意識はーー今も元気です」
ーー今回はケージ中央で戦いたかったですか。それともケージ際に持ち込みたかったですか。
「スタンドに関しては、そんなに場所は気にしていないです。でもグラウンドでは、やっぱりケージ際のほうがコントロールしやすいので、テイクダウンすればケージ際に持っていくのがセオリーですよね」
ーー今回の試合では、相手をケージ際に運ぶのが難しかったのでしょうか。
「そうですね。ガチガチに組んでしまうと、自分も力を使ってしまうので。そこで消耗戦をしても、試合内容がつまらなくなってしまう。打撃の攻防のなかから、タイミングでテイクダウンを狙って、展開を作っていくというほうが、動きがあってお客さんも面白いと思うので。組んでジワジワというのは、基本的には自分はあまりやりたくないので、そう感じで戦いました」