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【Pancrase325】暫定バンタム級王座決定戦=井村塁✖中島太一が、まさかのセコンドと盟友にダメだし

【写真】セコンドと盟友の試合について厳しかった井村と中島 (C)MMAPLANET

26日(火)、12月12日(日)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催されるPancrase325で組まれた暫定バンタム級王座決定戦=井村塁✖中島太一の調印式が、ライト級王座統一戦=久米鷹介✖雑賀ヤン坊達也戦の調印式に続き、新宿区サンエービル地下1F会議室で行われた。

まず冒頭の挨拶で中島は「次の試合への意気込みは、積んできたモノが違うと言う事を見せたいです。それだけです」と抱負を語り、続いて井村は「こないだ試合をしたばっかりで感覚が残っている間に試合がしたいと思っていたら、この暫定戦のお話を頂いたんで12月しっかりと勝って自分の目標にしているUFCに行きたいです」と話した。

ここから質疑応答に移り、中島は「最近知った選手で、勢いがあって、若さがあって、高い目標があって素晴らしい」と井村を評しつつ「経験の違い」を口にした。

対して井村は「キャリアの差はもうどうしようもないんで。自分は勢いしかなく、勢いを潰したくないのでこのまま行きたいと思っている」と現状を強調した。

ここからはパンクラス・バンタム級戦線や、12月の試合に向けて気になった点を尋ねた部分を抜粋してお届けしたい。


──井村選手、中島選手の順で答えて頂きたいのですが、アラン・ヒロ・ヤマニハ、金太郎、瀧澤謙太という3選手と対戦することなく、暫定バンタム級王座を賭けて戦います。RIZINで戦う3者と比較して、今回の対戦相手の力量をどのように判断していますか。

井村 力的には十分にある選手で、僕からするとバンタム級のなかで頭3つ、4つ抜けている選手だと思っています。

中島 う~ん、出てきたばっかりの選手なのでどれぐらい強いのかもはっきりしていないから上手く言えないのですが、まぁ……瀧澤選手や金太郎選手、ヤマニハ選手と比べると実績的には下だと思います。しっかりと勝たないといけない相手だと思います。

──Road to ONEで盟友の小野島恒太選手が、やるべきことをやり切って勝利しました。この試合に向けて、彼の勝利から何かを感じ入るところはありましたか。

中島 僕は何でもできるファイターだと思っているので、一つに拘ることなく僕はやっていきたいです。その方が自分らしさを発揮できると思うし、持っている強みを生かすためにも試合で色々と仕掛けていきたいです。

──ジェイク・ムラタ戦を他の大会の取材で拝見できていないのですが、セコンドはどなたが務めたのでしょうか。

井村 森(雄大)さんと倉田(在俊)さんです(※ともに井村が所属するネクサセンスの黒帯柔術家)。植松さんがDEEPの審判に行っちゃって。

──黒帯のお二人ですが、MMAの経験はありません。中島選手とのタイトル戦も含め、これまでより強い選手と戦っていくなかでそのお二方のセコンドで大丈夫だと思っていますか。

井村 ダメだと思っています(※会見場の記者から笑い声が起こる)。今回はしっかり植松さんにお願いしたいと思います。

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