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【UFN191】ベガス発英国ナイトの真打ち、ダレン・ティルはブルンゾンのTDに疲弊しRNCで一本負け

<ミドル級/5分5R>
デレック・ブルンゾン(米国)
Def.3R2分30秒by RNC
ダレン・ティル(英国)

ラスベガス発英国人ファイターの祭典。ここまでジャック・ショア、モリー・マッキャン、パディ・ピンブレット、トム・アスピナルと4連勝で真打ちティルがヘッドライナーとして登場した。

サウスポー同士、ティルがすぐに左を当て、もう1発入れる。ブルンゾンも左を振るって前に出るが先手はティルが取った。ティルはワンツー、さらに左をヒットする。続いてワンツーから左ストレートを入れたティルに対し、ブルンゾンがダブルレッグでテイクダウンを決める。ハーフで抑えて、右のパンチを入れるブルンゾンは腕を狙う仕草も見せる。

勢いのある右のパウンドから、左右のパンチを打ちつけるブルンゾン。ティルは必死に右を差して頭を胸につけてくが、押し返したブルンゾンが左エルボーを思い切り落とす。もう一発ヒジを入れたブルンゾンが、ついに顔を覆うようになったティルにパウンドを連打する。ティルは右を差して、足を戻すと蹴り上げからスタンドに戻り一旦はピンチを脱した。残り40秒、右目の下を腫らしたティルは手を出さずに初回を終えた。

2R、ブルンゾンのシングルを切ったティルが左を伸ばす。続く左ストレートに組んだブルンゾンがボディロックテイクダウンを狙う。ケージまで移動して耐えたティルは、回って離れるが直後にブルンゾンがダブルレッグからクリンチで逆側のケージに押し込む。ティルはヒザをボディに入れて離れると右ジャブ。ブルンゾンのダブルレッグにティルはヒザを合わせるが、そのままテイクダウンを取られる。

残り半分、少しでも早く立ち上がりたいティルだが、ブルンゾンは枕で固めてしっかりと抑えスクランブルを許さない。ハーフ&ロックアップのティルは、上体を起こすもブルンゾンが潰してエルボーを落とす。さらに左のパウドを落とし、肩固めを仕掛けたブルンゾンがこのままトップをキープすると、起き上ってパンチを入れる。立ち上がろうとしたティルだがバックに回られ、スタンドに戻ってもケージに押し込まれ打撃の距離は創れなかった。

3R、疲弊した感のあるティル、右目が潰れているか。リードアイが見えないのは厳しいが──ティルは右から左を狙い、ブルンゾンは左オーバーハンドを空振りする。直後のワンツーに組みついたブルンゾンだがヒザを被弾し、離れたティルがローを蹴る。さらに左ヒザから左ローを蹴ったティルは、ワンツーからヒザを続ける。左を被弾して動き止まったブルンゾンは、ティルの追撃にダブルレッグでテイクダウンを決め、スクランブル狙いで暴れたティルからマウントを奪う。

左右のパンチを受けて背中を見せたティルは、RNCに観念したようにタップした。


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