【UFN191】弾けまくり。KO負けの危機も、パディ・ピンブレットがヴェンドラミニを集中砲火で逆転KO
<ライト級/5分3R>
パディ・ピンプレット(英国)
Def.1分4分25秒by TKO
ルイジ・ヴェンドラミニ(ブラジル)
まず左ローを3発蹴ったピンプレットに対し、ヴェンドラミニが左を振るう。ピンプレットはスイッチキックでハイ、さらに前に出て左ミドルを蹴っていく。ヴェンドラミニは右ローを蹴り返し、ワンツーで左を届かせる。ピンプレットはステップインの左に左を合わされ、動きが止まって下がる。ヴェンドラミニはダブルレッグを決めてパウンドで試合を決めに掛かる。
右腕を差したピンプレットに対し、ヴェンドラミニはがぶって離れる。試合は再びスタンドの間合いになると、ピンプレットがジャブから右ロー、ヴェンドラミニが右を思い切り蹴っていく。ピンプレットはサイドキック、ローの応酬から左ハイを蹴るが、逆にヴェンドラミニが左フックに続き左ミドルを決める。
ピンブレットは左フックに背中を見せて距離を取り直すと、左ハイからワンツー、スリーもヴェンドラミニがガードする。ピンプレットが勢いを取り戻して前蹴り、ヴェンドラミニも左右のフックで前に出る。ここでピンプレットはシングルからハイクロッチ、足を盛り上げてローを蹴る。足を抜いて離れたヴェンドラミニだったが、右アッパーを効かされ動きがガクンと落ちる。
ピンプレットはここぞとばかりにパンチを集中させ、右フックを被弾したヴェンドラミニがケージまで吹き飛ばされ、バウンドするように体を起こす。ピンプレットは左右のフックを連打し、下がったヴェンドラミニのボディに飛び込んで左ヒザを入れると、右フックを思い切り打ち込む。ケージにつまったヴェンドラミニに左右のパンチを打ち続けたピンブレットが、最後は右フックでKO勝ちを決めた。
「左フックでダウン。俺たちは、あれを毎日繰り返しているんだ」と興奮しきった表情で話した。