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【PFL2021#04】クレイ・コラード、プレーオフ確定。体重オーバーのラターバッハからスプリット勝利

【写真】テイクダウンは取られても、しっかりと腹を効かせ2連勝でプレーオフへ。コラードはPFLで化けた(C)PFL

<159.4ポンド契約/5分3R>
カシアス・クレイ・コラード(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ジョイルトン・ラターバッバ(ドイツ)

体重オーバーのラターバッバのカーフにも、コラードはパンチで圧力を掛けていく。左ボディアッパーを打ったコラードだが、直後にダブルレッグでテイクダウンを許す。バタフライガードと左オーバーハンドのコラードが、起き上るとラターバッバがダースをセットする。

かなりタイトに見えたが、頭を抜いたコラードが立ち上がって寝技の状態のラターバッバの腹を蹴る。立ち上がったラターバッバが、即テイクダウンを決めるとスクランブルでバックへ。胸を合わせたコラードだが、パンチの応酬に出るとテイクダウンを許す展開が続く。ラターバッバはバックコントロールを続け、残り1分に。組みのパンチの応酬が見られ、胸を合わせたコラードがボディにパンチを連続する。胸を合わせて離れたコラードだが、直後に時間となった。

2R、ラターバッバがダブルレッグ。尻もちから立ち上がったコラードが離れて、ローを入れる。ヒザ蹴りのラターバッバ、コラードはミドルを決める。初回の組みで、自らが削られたかラターバッバは組みに行かないばかり腹を気にしているようだ。1分半を経過し、ダブルを切られたラターバッバは、すぐに立ち上がらず亀のままでいて腹を2発蹴られる。

スタンドに戻ると、左を2度決めたコラードの圧が高まる。しかし、ここで組んでいったコラードは払い腰を決める。スクランブルでバックに回ったラターバッバがテイクダウン、ここもコラードがすぐに立ち上がる。離れてボディを連続で殴ったコラードは、ダブルからボディロック、小外刈りで倒される。ガードでキムラをセットするコラードだが、離れたラターバッバがパンチを入れバックを伺う。ここは防いだコラードがスタンドに戻りラウンド終了に。

最終回、スイッチしてケージの前を回るラターバッバがテイクダウン狙いを切られ、引き込む。スタンドで待ち受けたコラードは前足にローを受けるが、距離を詰めてボディを連打する。回るラターバッバ、追いかけるコラードは組まれても、離れるという展開を2度くり返す。さらにダブルレッグをスプロールしたコラードが左ミドル、右ストレートをヒットさせる。

残り2分、ローを効かされたコラードがダブルレッグで倒される。これが7度目のテイクダウンとなったラターバッバだが、足を抜くことはできない。下から殴るコラードは、バックを譲って立ち上がると前転から足関節へ。鉄槌を受けながらヒザ十字をセットしたコラードだが、自ら外して立ち上がるとラターバッバがダブルレッグから持ち上げて、豪快にスラムを決める。コラードはキムラを諦め、立ち上がろうとして背中を見せたところで時間に。

ラターバッバの体重オーバーで既に3Pを得ているコラードが、スプリット判定勝ちでボーナスはなくともプレーオフへ駒を進めた。


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