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【PFL2024#08】プリマスが全ラウンドでバックキープしてコラードを圧倒。判定勝利で決勝進出へ。

【写真】コラードが打撃で前に出る場面もあったが、組めばプリマスの土俵だった(C)PFL

<ライト級準決勝/5分3R>
ブレント・プリマス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-26.
クレイ・コラード(米国)

プリマスがプレッシャーをかけて右カーフ、コラードはジャブをボディと顔に打ち分ける。プリマスは右ストレートから左フックで前進。コラードはジャブを細かく就き、プリマスは右カーフを蹴りつつ、打撃の攻防からダブルレッグに入る。

そのままプリマスがケージまで押し込み、右腕を深く差してボディロックする。プリマスはコラードの体を振ってテイクダウンすると、そのままバックについて足を四の字フックする。コラードは四つん這いの状態で腰を上げるが、プリマスはそのままバックキープする。

この態勢が長く続き、プリマスが細かくパンチを入れ、最後はプリマスがコラードの体を潰してグラウンドになったところでラウンド終了となった。

2R、前に出るコラードがジャブ、鋭い右ストレートを繰り出す。プリマスがそこに合わせて組みついてケージに押し込む。プリマスは1Rと同じように右腕を差してボディロックし、足をかけてテイクダウン。腰を上げた状態からパスガードしてバックにつき、足を四の字フックする。

ここも1Rと同じようにコラードが四つん這いで腰をあげ、プリマスが細かくパンチを入れてRNCを狙う。これでプリマスの体をつぶしてグラウンドに持ち込むと、一気にパンチを落としていく。ラウンド終了間際にプリマスがRNCを仕掛けた。

3R、コラードがジャブからパンチをまとめて前に出る。プリマスは左フックを打ち返し、そこから右につなげる。コラードは右カーフを蹴って、そこからヒザ蹴りにつなげるが、プリマスがそれをとってテイクダウンする。

下になったコラードはスクランブルから立ち上がるが、プリマスがダブルレッグで押し込んでコラードに尻餅をつかせる。コラードも体を起こしてスイッチを狙うが、プリマスがトップキープしてバックを取る。

1・2Rと同じようにコラードは四つん這いで腰を上げ、足のフックをずらしてプリマスを前方に落とす。グラウンドで上になったコラードは立ち上がってボディにカカト落とし、プリマスを立たせる。

試合がスタンドに戻るとコラードが右ストレートから左フック、左ミドルを蹴る。ガードを下げて挑発するコラードがスピニングバックフィストも繰り出す。プリマスはそれに惑わされずに組みついてテイクダウンを狙いながらバックへ。そのままグラウンドに持ち込んで足を四の字フックする。この状態のまま試合終了を迎え、プリマスが判定勝利で決勝進出を決めた。


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