【PFL WT2025#03】残り8秒でフィニッシュ。昨年準優勝のプリマスがセンシをRNCで下して準決勝へ
【写真】DWCS出場経験のあるセンシも粘ったが、プリマスが安定の試合展開を見せた(C)PFL
<ライト級T1回戦/5分3R>
ブレント・プリマス(米国)
Def.3R4分52秒 by RNC
ヴィニシウス・センシ(ブラジル)
ケージ中央で向かい合う両者。センシがプレスをかけて、左ジャブを上下に伸ばす。サウスポーにスイッチしたセンシに対し、プリマスが右オーバーハンドを繰り出す。ブロックしたセンシが左ストレートから二段ヒザ蹴りへ。キャッチしたプリマスがシングルレッグからグラウンドに持ち込み、バックに回る。
立ち上がるセンシの背中に乗り、ボディトライアングルで組むプリマス。残り2分で抱えられていた腕を外し、RNCを狙う。再び右腕を抱えられたプリマスは、センシのボディにヒジを突き刺して削っていく。しかし取り切ることはできずボディトライアングルを解き、マットに足を着いて初回を終えた。
2R、センシがサウスポーにスイッチして左ミドルを繰り出していく。中に入ろうとするプリマスを右フックで迎え撃つが、またもヒザ蹴りをキャッチされてしまう。そのまま背中を着かせたプリマスが、すぐにパスした。センシがハーフに戻す。バックを狙いながらパウンドを落とすプリマス。センシはスクランブルへ。トップに回ったセンシがパスしかけるも、プリマスがハーフネルソンで固める。
立ち上がった両者は打撃戦へ。またもヒザ蹴りを抱えられたセンシがケージへ押し込まれるも、オーバーフックから横へ倒した。センシがトップからパウンドを放つ。センシが左足のラバーガードで固める。センシは右に回ってラバーガードを外し、鉄槌を落とす。クローズドガードに戻したプリマスが足を上げ、再びラバーガードに移行する。またもセンシが外すも、プリマスが下から固め続けた。
最終回、センシが右カーフで先制する。プリマスの右ミドルをキャッチして右カーフを打ち返すセンシは、サウスポーにスイッチして左の蹴りを上下に散らす。打ち合いではセンシがパンチで優位に立つ。しかしプリマスが中に入ってくると、どうしても軽いヒザ蹴りを出してしまうセンシ。プリマスがキャッチしながらダブルレッグで背中を着かせた。
足を利かせるセンシに対し、プリマスはパウンドを落としながらパスしてマウントを奪取する。ボディトライアングルからRNCを狙うプリマス。暴れるセンシの首に右腕を回し、RNCで絞め上げて試合時間残り8秒でタップを奪った。
勝利したプリマスは準決勝で、クレイ・コラード×アルフィー・デイビスの勝者と対戦する。