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【PFL WT2025#03】ジェフリーがクリンチワークの無限ループでラマザノフをスプリット判定で下す

【写真】テイクダウンはしない。でも組んでコントロールし続けて勝つ。それがジェフリーの世界観だ(C)PFL

<ミドル級T1回戦/5分3R>
アーロン・ジェフリー(カナダ)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ムラッド・ラマザノフ(ロシア)

ジェフリーが上下のフェイントからジャブと右カーフを蹴る。ラマザノフも前蹴りから組みつくが、ジェフリーがラマザノフをケージに押し込んで、ラマザノフの右足にシングルレッグに入る。細かく打撃を入れてテイクダウンを狙うジェフリーだが、ラマザノフがジェフリーをケージに押し込み返してダブルレッグでテイクダウンする。ラマザノフはジェフリーの右足を超えてハーフガードでトップキープし、左手で細かくパンチを入れる。ジェフリーも足を戻してケージを背にして立ち上がる。

ジェフリーは組んだ状態から細かいパンチとヒザ蹴りを入れてラマザノフをケージに押し込み、再び右足にシングルレッグに入る。ラマザノフは右腕を差して距離を作って、ジェフリーのボディに左のヒザ蹴り。ジェフリーはラマザノフをケージに押し込み続けて右のヒザ蹴り。ラマザノフが離れて距離を取ろうとするが、ジェフリーは左フックでラマザノフを追いかけて組みつく。終了間際、ジェフリーが距離を取って右ヒジから左右のフックで打撃をまとめた。

2R、ラマザノフがジャブ・左フックで距離を取る。ジェフリーがじりじりと距離を詰めて組みつき、1Rと同じようにラマザノフをケージに押し込む。ラマザノフが態勢を入れ替えてダブルレッグに入るが、ジェフリーはそれを切って離れる。ジェフリーは右カーフを蹴り、左フックを細かく打って組みつく。ジェフリーは首相撲からヒザ蹴りを入れて、ラマザノフをケージに押し込む。

ジェフリーは右ヒジを入れつつヒザ蹴り。入れ替わったラマザノフがダブルレッグに入ってジェフリーのバックへ。ジェフリーは足をフックさせずに正対してラマザノフをケージに押し込む。ジェフリーはクリンチワークの中からパンチとヒザ蹴りを入れる。一度離れたジェフリーは右カーフを蹴って組みつく。テイクダウンを狙ったラマザノフはをがぶってケージに押し込みつつ離れる。ジェフリーは距離を詰めて左フックを当て、ラマザノフをケージに押し込んでヒザ蹴りを入れる。

3R、ジェフリーがジャブを見せて右ストレートから組みつく。右腕を差してケージに押し込むと、ラマザノフを態勢を入れ替える。ジェフリーは空間を作ってヒザ蹴りを入れつつ、ラマザノフをケージに押し込む。離れたラマザノフはジャブを突いて、ジェフリーの右ストレートにダブルレッグを合わせてテイクダウンする。トップキープのチャンスを掴んだラマザノフだったが、ジェフリーはケージまで移動してケージに体を預けて立ち上がる。

試合がスタンドに戻るとパンチの攻防から、ラマザノフがダブルレッグに入ってジェフリーに尻餅をつかせる。ジェフリーは左腕で小手に巻いて立ち上がり、ラマザノフが再びジェフリーに尻餅をつかせる。立ち上がったジェフリーはラマザノフのダブルレッグを切りながらヒジを入れ、がぶってコントロールする。頭を抜いたラマザノフはしつこくダブルレッグに入ってジェフリーをケージに押し込んでテイクダウンを狙うがジェフリーは倒れない。

ジェフリーはラマザノフの頭をつぶし、がぶってヒザ蹴りを入れる。ラマザノフも必死に頭を起こしてジェフリーをケージに押し込むが、ジェフリーはがぶってヒザ蹴り。最後はラマザノフがバックを狙いつつ、テイクダウンを仕掛けて試合終了となった。結果はジェフリーが判定2-1で勝利。トーナメント準決勝に駒を進めた。


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