【PFL WT2025#03】エドワーズがカサンガネイを左ヒジで切り裂き、左で倒す。準決勝はシルヴェイラ戦
【写真】準決勝で対戦するシルヴェイラとエドワーズ(C)PFL
<ミドル級T1回戦/5分3R>
ファビアン・エドワーズ(英国)
Def.2R2分14秒 by TKO
インパ・カサンガネイ(米国)
サウスポーのエドワーズが左ミドルを突き刺した。カサンガネイは右ストレートから右ボディに繋げながらドライブした。ケージ際の差し合いから、カサンガネイがボディクラッチで差し上げる。エドワーズの払い腰を凌いだカサンガネイが、ケージに押し込み続けるも、切り返したエドワーズがダブルレッグへ。これを切られると離れた。エドワーズの左ストレートに右カーフを合わせて、ヒザを着かせるカサンガネイ。パンチからハイに繋げ、組んだカサンガネイだが、ケージ際でエドワーズに切り返された。
首相撲からヒザを突き上げるエドワーズが、押してくるカサンガネイに左ヒジを浴びせていく。この一撃が要因か、ケージ際の差し合いで、カサンガネイの眉間から出血が見られる。離れると打ち合いで左ヒジを打ち込んでいくエドワーズ。カサンガネイも左ハイを返し、パンチを打ち込むがエドワーズの左が冴えた。
2R開始前、カサンガネイの傷に対してドクターチェックが行われる。傷口は大きい者の、試合続行に。開始直後、エドワーズは左三日月蹴り、左ハイ、左ローと蹴りを散らす。飛び込んだカサンガネイの右がヒット。エドワーズはフラついたが体勢を立て直した。カサンガネイの前進に左ヒジをカウンターで合わせていくエドワーズだが、後続のパンチを受けて動きが止まる。
カサンガネイの突進を、左ヒジで迎え撃ちながらも捌いたエドワーズが、左右ストレートで相手を下がらせる。エドワーズの右跳びヒザをかわしたカサンガネイが左に回る。しかしエドワーズの左ストレートが顔面に突き刺さった。うつ伏せに倒れたカサンガネイの顔面にパウンドを連打したエドワーズが、レフェリーストップを呼び込んだ。
逆転KO勝ちともいえる展開で準決勝に進んだエドワーズは、この日マイク・シップマンを判定で下したジョシュ・シルヴェイラと対戦することとなった。