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【Shooto2025#07】昼の部 ストロー級王者・田上が初防衛戦。挑戦者・山上は13年ぶりの王座戦

【写真】9.21昼夜大会、夜の部では齋藤奨司×永井奏多、昼の部では田上こゆる×山上幹臣とそれぞれ世界戦が組まれた(C)MMAPLANET

9月21日(日)東京都港区のニューピアホールにて開催されるプロフェッショナル修斗公式戦の昼夜大会=PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.7&Vol.8。昼の部=Vol.7の第一弾対戦カードが発表された。
text by Takumi Nakamura

17:00開始の夜の部では世界バンタム級王座の統一戦=正規王者・齋藤奨司×同級暫定王者・永井奏多が組まれているが、12:30開始の昼の部では世界ストロー級王者の田上こゆると挑戦者・山上幹臣のタイトルマッチが組まれた。


田上は2022年12月から泰斗、タイガー 石井、旭那拳に3連勝。昨年末にストロー級王座決定戦で旭那とリマッチし、フルラウンドに及んだ一戦を制して第11代王座に就いた。

挑戦者の山上は同級第3代王者で、2014年12月のジョ・ナンジン戦を最後に試合から遠ざかっていたが、2024年5月のGladiatorで約10年ぶりに復帰。この一戦では今井健斗に敗れはしたものの、9月の修斗復帰戦では黒部和沙にギロチンチョークで一本勝ちし、今年1月の当真佳直戦では1Rに当真の右でダウンを奪われながらも、その後はテイクダウンとトップキープで挽回し、スプリット判定で連勝を飾った。今回の王座挑戦は山上にとって約13年ぶりのタイトル戦となる。

旭那との王座戦で田上は構えを小刻みにスイッチ&ステップで距離を支配し、打撃のプレッシャーをかけて勝利を収めた。田上としてはスイッチ&ステップ、動き続ける運動量で山上を翻弄して、どう打撃を当てられるか。逆に山上には打撃でもテイクダウンでも田上の機動力を潰す仕掛けが必要となる。5分5Rフルに戦う展開を前提とし、どこで攻めどころを見つけるかが、この一戦ポイントになりそうだ。

またDEEP JEWELSを主戦場に戦っていた青野ひかると今回が約1年6カ月ぶりの復帰となる中村未来の一戦、女子スーパーアトム級インフィニティリーグの2試合=高本千代×片山智絵、村上 彩×嶋屋 澪も組まれている。

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