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【Bellator180】ヴァンダレイ×ソネン、ヒョードル&ウェルター+ライト級世界戦がMSGで

Sonnen vs Wanderlei【写真】ダナ・ホワイトの位置にスコット・コーカーが立つことになるソネン×ヴァンダレイat Bellator(C)MMAPLANET

23日(木・現地時間)、Bellatorが6月24日(土・同)にニューヨーク州ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでBellator180を開催することを正式発表した。


既に一部で話が広まっていた通り、同大会ではヴァンダレイ・シウバ×チェール・ソネンのアンフィニッシュド・ビジネス完結編、エメリヤーエンコ・ヒョードル×マット・ミトリオンの仕切り直しの一戦が組まれ、それ以外にウェルター級&ライト級というW世界戦もマッチアップされることが明らかとなった。

一度は永遠に見られなくなったと思われたヴァンダレイ×ソネンが、MSGで実現する。両者はUFC在籍時代にTUFブラジル03のコーチ対決として対戦が決まっていたが、ヴァンダレイがネヴァダ州アスレチックコミッションによるライセンス発行のためのヒアリングを欠席し、2度の変更を経て決まっていた同年7月5日の試合が消滅──ヴァンダレイはUFCを離れることに。

そしてUFCではヴィトー・ベウフォートをソネンの対戦相手としたものの、今度はソネンがコミッションの抜き打ちドラックテストでエストロゲン使用が発覚し、「不妊治療目的、家族を優先したい」と引退を明らかとした。この時点でヴァンダレイとは完全に溝ができていたUFCサイドもソネン擁護の空気が強かったが2度目の抜き打ち検査の結果、パフォーマンス向上薬の使用が認められUFCアナリスト=コメンテーターとしての契約も打ち切られる。

その後、ソネンはWSOFの解説を経てベラトールで現役復帰、ヴァンダレイは出場停止期間中にベラトールと契約を果たしていた。今年の1月にティト・オーティズの引退試合で、よもやのタップアウト負けを喫したソネンだが、レジェンド路線では勝敗の影響は少ない──ヴァンダレイとのレジェンド路線第2弾へ、派手なPR=トラッシュトーク合戦が繰り広げられるだろう。

2月に試合当日にミトリオンの体調不良でベラトール初陣が延期されたヒョードルにとって、仕切り直しの一戦。そして、ドゥグラス・リマの持つベラトール世界ウェルター級王座にUFCを離脱し、新天地にサークルケージを選んだロレンツォ・ラーキンが挑む試合に加え、世界ライト級王者マイケル・チャンドラーがキャリア7連勝、ベラトールで5連勝中のブレント・プリマスの挑戦を受けることが決定している。

レジェンドと生え抜き実力派、そしてUFC勢の融合、同大会はベラトールMMA史上、最大のビッグショーになること間違いない。

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