【UFC200】アマンダ・ヌネスが初回RNCで一本勝ち。ミーシャ・テイト陥落
<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
アマンダ・ヌネス(ブラジル/4位)
Def.1R3分16秒by RNC
ミーシャ・テイト(米国)
左ジャブから右ローを入れたヌネス、ミーシャは右を打っていくが相打ちに。左に合わせてダブルを決めたミーシャだが、すぐにヌネスも立ち上がる。続くテイクダウン狙いを腰に乗せられ投げられたミーシャは、立ち上がり際に反則のヒザ蹴りを受けそうになる。続く打撃戦でジャブから右を打ち込むヌネス。2発ほどのパンチでミーシャの動きがガクッと落ち足下がおぼつかない。
さらにヌネスが連打を入れると、しゃがみこんだミーシャは、何とか立ち上がるが連打に晒されテイクダウンに失敗。後方からヌネスがパンチを入れ、ワンフックで背中を伸ばすとRNCへ。顔面を真っ赤の染めたミーシャがタップ。余りにも呆気なく、あれだけの想いをして手にしたベルトを手放すこととなった。
勝利者コールのあとで絶叫したヌネスが涙にくれ、「ファイターは変われる。ずっと前進していれば、私の人生はこういう風に何か起こるよう歩んできた。ミーシャは本当にタフ、リスペクトしていえる。この日のために生きて来た。ブラジルの家族に会えたい。この最高の時を待っていたの、ようやく戻れるわ。ミーシャは次のラウンドにもっと強くなれるファイター。でも、そうさせなかったの」と興奮気味に語った。
対して前チャンピオン「彼女は速くてデンジャラスだった。警戒し過ぎてミスをし、大きな代償を払うことなった。強くなって戻って来るわ。絶対にカムバックする」としっかりと現在の心境を語った。