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【UFC245】左右のローで試合を支配。ヴォルカノフスキーがホロウェイを下し、UFC世界フェザー級王者に

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
Def.3-0:50-45.48-47.48-47
マックス・ホロウェイ(米国)

左右のローを蹴るヴォルカノフスキーに対し、ジャブから右ストレートをホロウェイが伸ばす。ホロウェイのボディ、ヴォルカノフスキーのローが交錯する。王者の前進にローを合わせるチャレンジャーは、ボディ&右ストレートを放つ。ホロウェイはローを蹴られながらパンチを放っていくが、このままではダメージが蓄積する可能性もある。

そのホロウェイもローを蹴り返し、ヴォルカノフスキーが左ハイ、右フックを振るう。チャンピオンの右をかわして、右を当てたヴォルカノフスキーが組んでケージに押し込む。回って離れたホロウェイは、パンチをかわすもローを蹴られ初回が終わった。

2R、初回と同様に左右のローを蹴っていくヴォルカノフスキーはボディを殴られ、「ココを狙え」と指さして笑みを浮かべる。早くもローで足が流れるようになったホロウェイは、前足をアウトとサイドから蹴られる。踏み込んで力強い右ローを蹴り、さらに左ローで削っていくヴォルカノフスキーは、パンチはクリーンヒットがないがローは確実にチャンピオンの前足を捕えている。

ついに構えを変えたホロウェイだが、すぐにオーソに戻し、またスイッチし左ストレート、右サイドキックを繰り出す。ヴォルカノフスキーが飛び込んで右を当て、左足にも左アウトサイドローで決める。そのローにワンツーを合わせ、後ろ回し蹴りを見せたホロウェイは、この回も落としたか。

3R、ホロウェイはサウスポーを続けヴォルカノフスキーのローが減る。右ジャブから左ストレートが届かなかったチャンピオンは右足を蹴られると、右フックを顔面に当てられてしまう。さらに左の打ち終わりに右を合わされ、蹴り足をキャッチしたヴォルカノフスキーの右を顔面に被弾する。踏み込んでワンツー、右とパンチでも優勢に立つ挑戦者が、ショートのワンツーに続き左フック、そして右ボディを決めるなど試合をリードする。ボディを当て、右フック振るうヴォルカノフスキーは右足にもローを続け、右フックへ。ホロウェイは前進に左ヒザを合わせる。

ヴォルカノフスキーはロー、右フックを入れ後ろ回し蹴りをかわす。右ミドルを蹴ったホロウェイは、最後にスピニングバックフィストを空振りした。

4R、ホロウェイが関節蹴りを繰り出すと挑戦者はローを2発、ワンツーを当てて右フックにつなげる。ローから右フックを決めたヴォルカノフスキーはジャブの差し合いでも譲らず、組んでクリンチへ。隙間を作ってヒザを入れようとしたヴォルカノフスキーから離れたホロウェイが右アッパーを決める。さらに右ローにワンツーを当てたホロウェイは、ボディから右をねらわれ、間合を取りなす。続くヴォルカノフスキーの前進に右アッパーカットを合わせたホロウェイはオーソに戻してパンチ勝負も、右ストレートを被弾する。右ボディを返した王者、ヴォルカノフスキーはここにきてローを狙う。

試合中、パンチを打ち合いながら──言葉をかわしながら笑顔を見せる両者。左ジャブを当てた挑戦者は、右を被弾しても前に出る。ここで左を当てたホロウェイは右ロー、右ミドルを蹴り──この回はポイントを取ったか。

最終回、王者はここもオーソで構えるもすかさずヴォルカノフスキーがローを蹴っていく。それでも下がらず、ハイをブロックしたホロウェイが右ボディフックを当てる。左右のロードを蹴られたヴォルカノフスキーは、オーソを続ける左と右のフックを連続で被弾する。ボディを返したホロウェイは右ミドルを蹴りこむ。

バシッという音に厳しい表情を浮かべていたヴォルカノフスキーが、左を返す。テイクダウン狙いは切ったホロウェイがプレッシャーを強めるも、左ジャブ&右フックを打たれる。アゴを打てという仕草を見せたチャンピオンに右を当て、組みついたヴォルカノフスキーは残り1分で離れる。ホロウェイが右ミドルを蹴るが、左ジャブを当てられ左アッパーにも右ストレートがすぐに打ち返される。残り15秒で組んだヴォルカノフスキーは、最後に後ろ回し蹴りを見せたホロウェイに組みついた直後にタイムアップに。

初回から3回までローで試合をリードしたヴォルカノフスキー、4Rで持ち直したホロウェイ。決定的な場面はないが、常に手数&精度で上回ったヴォルカノフスキーが3-0で新UFC世界フェザー級チャンピオンに。

ジョゼ・アルド、コナー・マクレガー、マックス・ホロウェイに続きフェザー級のベルトを巻くことになったヴォルカノフスキーは「僕も偉大な王者になりたい。彼は素晴らしいジャブの持ち主で、距離のコントロールに長けているけど、優秀なコーナーのおかげでマックスの距離で戦わせなかった。良い仕事ができた。ずっとチャンピオンでいる。オーストラリア、ベルトを持って帰る」と話した。

一方、前世界王者は「俺はまだ28歳だ。まだ強くなれる。戻ってくるから(笑)。判定が僕に来なかった」と話し、息子さんと一緒にケージを下りた。


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