【UFN143】計量終了 黄信号灯る減量にもディラショーは「順調」。ライト級のセラーニ&ベルムデスは??
18日(金・現地時間)、19日(土・同)にニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターでか開催されるUFC Fight Night on ESPN+01=UFN143UFCの計量が行われた。
FOXからESPNへ中継媒体が代わる2019年のUFC、その第一弾のメインはUFC世界バンタム級王者TJ・ディラショーが階級を下げてUFC世界フライ級王者ヘンリー・セフードに挑む一戦だ。
公式計量時のボディは、まさに必要な筋肉までそぎ落としたようなディラショー。頭蓋骨のディティールが浮き上がるといっても過言でない様相であった。それでも公開計量時には頬にもボディにも厚みが戻っていたバンタム級世界王者は、「エキサイトしている。減量は凄く順調だった。ほんと驚くほどにね」と微笑を浮かばせて話した。
対して、スケールの上で大きく雄叫びを挙げたセフードは一転、落ち着いた表情で「ただ楽しみだよ。明日、また歴史を創る」と語った。
2015年12月にハファエル・ドスアンジョスの持つ世界ライト級王座に挑んでから3年1カ月、ドラルド・セラーニは11試合ぶりに155ポンドの体を作り、キャリア10勝1敗の新鋭アレキサンダー・ヘルナンデスと対戦する。本計量ではかなりの細身となっていたカウボーイだが、セレモニアル計量時には順調にリカバリーできていた。
一方、2010年9月のPAFCに出場した時以来、実に8年4カ月振りのライト級マッチとなるデニス・ベルムデスは公式計量の時点でかなりの肉厚だったにも関わらず、パブ計量時はさらに厚みを増してミシェウ・ブラゼレスを思わせるタンクボディを披露した。
注目のUFCデビューを迎える美獣アリアネ・リプスキと対戦するジョアン・カルダーウッドはスケールに乗る前にプッシュアップを披露するなど、独特の存在感を醸し出し、緊張感溢れるフェイスオフを行った。
■ UFN143対戦カード
<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]ヘンリー・セフード: 124.4ポンド(56.42キロ)
[挑戦者]TJ・ディラショー: 124.6ポンド(56.51キロ)
<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー: 264 ポンド(119.74キロ)
アレン・クロウダー: 252.6ポンド(114.57キロ)
<ライト級/5分3R>
グレゴール・ギレスピー: 155.2ポンド(70.39キロ)
ヤンシー・メデイロス: 155.4ポンド(70.48キロ)
<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス: 124.4ポンド(56.42キロ)
ダスティン・オーティズ: 123.8ポンド(56.15キロ)
<女子フライ級/5分3R>
ペイジ・ヴァンザント: 125.8ポンド(57.06キロ)
レイチェル・オストビッチ: 125.8ポンド(57.06キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
グローバー・テイシェイラ: 205.6ポンド(93.25キロ)
カール・ロバーソン: 203.8ポンド(92.44キロ)
<ライト級/5分3R>
ドナルド・セラーニ: 155.8ポンド(70.66キロ)
アレキサンダー・ヘルナンデス: 155.4ポンド(70.48キロ)
<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・カルダーウッド: 125.8ポンド(57.06キロ)
アリアネ・リプスキ: 125.2 ポンド(56.78キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
アロンゾ・メニフィールド: 204.6ポンド(92.8キロ)
ヴィニシウス・モレイラ: 205.6ポンド(93.25キロ)
<バンタム級/5分3R>
コリー・サンドハーゲン: 135.6ポンド(61.5キロ)
マリオ・バウティスタ: 135.2ポンド(61.32キロ)
<ライト級/5分3R>
デニス・ベルムデス: 155.8ポンド(70.66キロ)
テ・エドワーズ: 155ポンド(70.31キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ベラル・モハメッド: 170.2ポンド(77.2キロ)
ジョフレイ・ニール: 170.4ポンド(77.29キロ)
<ウェルター級/5分3R>
チャンス・レンカウンタ: 170.4ポンド(77.29キロ)
カイル・スチュワート: 170.4ポンド(77.29キロ)