【ONE85】朴光哲と対戦するブルーノ・プッチ「コウテツ・ボクの全ての攻撃に対応できる」
【写真】非常に端正な顔をしているブルーノ・プッチ(C)MMAPLANET
明日19日(土・現地時間)にインドネシアはジャカルタのイストラ・セナヤンで行われるONE85「Eternal Glory」で、ブルーノ・プッチが朴光哲と対戦する。
クリチバ出身、紫帯時代に2度ノーギワールドで優勝し2012年からEVOLVE MMA所属となったプッチ。そしてアンジェラ・リーと出会い、昨年7月にゴールイン。リー・ファミリーの一員となったことで、より充実したトレーニング環境に身を置くことなった。
「キャリア最強の相手」という朴戦を翌日に控えたプッチの話を訊いた。
──明日、朴光哲選手と戦います。今の気持ちを教えてください。
「トレーニング・キャンプは素晴らしかったし、ケガもなく終えることができ、減量も問題なかった。つまり絶好調だよ。去年の11月に一本勝ちしている縁起も良いジャカルタという場所で、元世界王者のボクと戦える。僕のキャリアが次のフェーズに入ったと思っている。
彼はタフだけど、この1年半の間ハワイで素晴らしいメンバーと練習してきたことをぶつけたいと思う」
──11月からの連戦ということでクリスマス・ホリデーもなかったわけですね。
「アンジェラのファミリーに会いにバンクーバーへ1週間行ったよ。そしてジムを借りて、クリスチャン(リー。明日、エドワード・ケリーと戦う)とずっと練習してきた。
アンジェラのお父さんのケンが僕らのトレーナーだし、ずっと一緒にいることができたのでクリスマスはあったけど、トレーニングは休んでいないよ(笑)。どこに行こうが、体を動かせる場所を見つければ、僕らはしっかりと練習できるんだ。クリスチャンと僕は階級も同じだし、本当に練習に関して困ったことは1度もないよ」
──そのクリスチャンは既に朴選手と戦い勝利しています。2017年12月の時点で朴選手の研究をチームがしていたことは有利に働きませんか。
「クリスチャンはたくさんアドバイスしてくれたよ。クリスチャンとボクとの試合は、いつも頭において練習してきたんだ。明日の試合はキャリアのなかで最もタフな試合になるけど、コウテツ・ボクの全ての攻撃に対応できる自信がある。アンジェラとクリスチャンと一緒に練習することで、僕はたくさん穴を埋めてきたからね」
──ストライカー✖グラップラーの戦いと見られていますが、今もグラップラーという見方をされることはどのように思っていますか。
「確かに僕の強みはグラップリングにある。でも、グラップリングマッチでなくMMAだからね。どの局面でも、僕は彼と戦える。ボクは危険なストライカーだからこそ、ちゃんと準備してきた。グラップリングでなくMMAを戦う、そういうキャンプだったんだ」
──では明日はどのような試合をファンに見せたいですか。
「良い試合を見せたいね。もうブルーノ・プッチはただのグラップラーではない、ミックストマーシャルアーチストとしてONEフェザー級でトップを目指せることをボクに勝って証明したい。皆を驚かせたいと思っている」
■ONE85対戦カード
<ONE世界ストロー級(※56.7キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ジョシュア・パシオ(フィリピン)
[挑戦者]猿田洋祐(日本)
<ムエタイ・フライ級/3分3R>
アレクシィ・セレピソス(ニュージーランド)
モンコンペット・ペッチインディーアカデミー(タイ)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
クリスチャン・リー(米国)
エドワード・ケリー(フィリピン)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
プリシッラ・ガオール(インドネシア)
プジャ・トーマル(インド)
<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ヨゼフ・ラシリ(イタリア)
ジョナサン・ハガディ(英国)
<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ステファー・ラハルディアン(インドネシア)
ロビン・カタラン(フィリピン)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ブルーノ・プッチ(ブラジル)
朴光哲(日本)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
アンソニー・アンゲレン(オランダ)
クォン・ウォンイル(韓国)
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ラスル・ヤキャエフ(ロシア)
安藤晃司(日本)
<68キロ契約/5分3R>
スノト(インドネシア)
ニウ・カンカン(中国)
<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アディ・パリヤント(インドネシア)
アジス・カリム(インドネシア)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
オスカー・ヤフット(インドネシア)
アンドレアス・サトヤワン(インドネシア)