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【UFC298】デヴァリシビリがセフードを判定で撃破!UFC10連勝で王座挑戦をアピール

<バンタム級/5分3R>
マラブ・デヴァリシビリ(ジョージア)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
ヘンリー・セフード(米国)

前に出るセフードが右カーフを蹴る。デヴァリシビリはジャブを見せて、スピニングバックキックを繰り出す。デヴァリシビリは右カーフ、ワンツー。セフードも右ストレートを伸ばして、右カーフを蹴る。デヴァリシビリが前に出ていくと、セフードは右ストレートから返しの左フック。これでデヴァリシビリの足が止まる。セフードが前に出て距離が詰まると右ボディ、離れると右カーフを蹴る。

デヴァリシビリもセフードの右ストレートにシングルレッグを合わせてテイクダウンを奪う。すぐにセフードも亀になって立ち上がり、正対する。セフードが右カーフ、デヴァリシビリがそこに右ストレートを合わせ、これでセフードが後方にバランスを崩す。

そのままトップキープしようとするデヴァリシビリだったが、セフードが逆に上を取ってハーフガードでトップキープする。デヴァリシビリが足を効かせて立ち上がろうとすると、セフードがバックコントロールする。デヴァリシビリが立ってケージへ移動して正対。お互いに左手を差し合った状態でボディにパンチとヒザを入れて離れる。

2R、デヴァリシビリがジャブと前蹴りで前に出る。セフードも右フックを狙いつつ、互いに右カーフを蹴り合う。デヴァリシビリがサウスポーになると、セフードはすかさずシングルレッグでテイクダウンするが、デヴァリシビリも背中を見せて立ち上がる。距離が離れるとデヴァリシビリはジャブ、左ミドル、右フック。セフードはシングルレッグに入りつつ、離れ際の打撃を狙う。

デヴァリシビリがジャブから右フック、歩きながらワンツー、左の前蹴りをボディに突き刺す。さらにセフードの左フックをかわしてシングルレッグに入ると、バックコントロールして足をかけてセフードを倒す。ここはセフードもトップキープを許さない。試合がスタンドに戻るとセフードが右ストレートから左フック、デヴァリシビリはバックステップして右ストレートを返す。

セフードがデヴァリシビリの右ストレートにシングルレッグを合わせるも、デヴァリシビリががぶってヒザ蹴り。ケージサイドのマーク・ザッカーバーグの目の前でノーアームギロチンを狙いつつ、ラウンド終了を待った。

3R、セフードが右カーフ、デヴァリシビリはスピニングバックキック。セフードは左アッパーから右ストレート、デヴァリシビリはジャブを顔とボディに振って右ストレートにつなげ、組みついてバックに回る。デヴァリシビリはバックコントロールしながらヒザ蹴りを入れ、セフードも離れる。

セフードが右カーフ、デヴァリシビリはジャブを当てて、シングルレッグからボディロックでテイクダウンへ。テイクダウンさせないセフードは左から右カーフ、お互い右ストレートを打ち合う。デヴァリシビリがワンツー、右ストレートからダブルレッグで組みつくと、セフードのを高々と持ち上げて前に叩き落す。

インサイドガードからパンチを落とすデヴァリシビリ。セフードがデヴァリシビリを蹴り離して立つと、デヴァリシビリがバックについてケージへ押し込む。残り30秒で離れて打撃、右をフル。セフードはお互い離れて打撃戦になると、セフードがカーフを蹴ってシングルに入るがデヴァリシビリを倒せない。これで勝ちを確信したデヴァリシビリは両手を広げて勝利をアピールする。判定はジャッジ3名とも29-28でデヴァリシビリを支持。セフードを下し、UFC10連勝となったデヴァリシビリはタイトル挑戦をアピールした。


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