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【Shooto 30th Anniv.T01】前世界ストロー級王者・飛鳥拳こと黒澤亮平は、児玉勇也と対戦。斎藤裕も出場

Ryohei Kurosawa【写真】力強い打撃は健在か。飛鳥拳こと黒澤亮平が2年半振りの実戦に挑む(C)SUSUMU NAGAO/SUSTAIN

30日(日)、来年1月27日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるプロ修斗公式戦「SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR開幕戦」に、元修斗世界ストロー級チャンピオン飛鳥拳こと黒澤亮平が2年半振りの現役復帰戦で児玉勇也と対戦することが、世界フェザー級チャンピオンの斎藤裕の出場とともに発表された。


黒澤は2016年7月に内藤のび太の返上した修斗世界ストロー級王座を澤田龍人と争い、バックコントロールからパウンド連打で破り一度は頂点に立った。しかし、1年後の昨年7月に負傷箇所が完治せず、防衛戦期限を守れないということでベルトの返上を強いられていた。

この間、格闘技から離れたという話も伝わってきたが、今回リングネームから本名に戻って復帰することとなった。現世界王者の猿田洋祐がONEと契約したため、事実上王者不在の修斗ストロー級に前世界王者が復帰する。対戦相手の児玉はDEEP、パンクラス、NexusやZSTでキャリアを積んできた選手で、この試合が修斗公式戦初出場となる。

その児玉、2011年の全日本アマ修斗でフライ級3位に入賞しており、実は黒澤も別の山で同トーナメントに出場していたが、2回戦で西田翔(現ニシダ☆ショー)に敗れている。その後、進んだ道が違った両者が紆余曲折を経て、30周年イヤー開幕戦で対戦するのもまた修斗らしいドラマといえる。

また5月のリオン武戦以来8カ月振りの試合出場が明らかとなったフェザー級チャンプ斎藤。対戦相手はまだアナウンスされていないが、同大会では阪本洋平✖山本健斗デリカット戦、青井人が1年3カ月振りの再起戦=仲山貴志戦も組まれており、この日のパフォーマンスによって上半期の流れが決まるかもしれない。

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