【Shooto/181117】南出剛と対戦するフリーな安藤達也「元気とスタミナがあって打ち合うタイプかな」
【写真】安藤は南出のような蹴りを──、南出は安藤のようなテイクダウンを経験したことはない。相手の得意な部分に対する耐久力が勝敗のカギを握る一番だ(C)MMAPLANET
17日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるプロ修斗公式戦。世界チャンピオンシップの王者・佐藤将光✖挑戦者・齊藤曜、そして岡田遼✖パンクラスより転じてきた藤井伸樹と並び、バンタム級の一戦として安藤達也✖南出剛が組まれている。
2015年から修斗を主戦場とし、一時期ブランクがあったものの、2018年に入ってからは2連勝を収めている安藤。ジムを転々としながら練習する、文字通り“フリー”な男が今回の試合に向けて想うこととは何か。
Text by Takumi Nakamura
――土曜日に南出剛選手と対戦する安藤選手です。試合に向けた調整はいかがですか。
「結構順調に来てますね」
――現在はフリーとして活動している安藤選手ですが、主にどこで練習されているのですか。
「今はボクシングジム、総合のジム、柔術のジム…色んなジムを転々としている感じですね」
――練習の拠点がない形ですが、練習面での不安はないですか。
「その分、自分で考えてないといけないですし、良い部分と悪い部分を考えて練習しています」
――2018年は2連勝ですが、直近の試合ではどんな反省点がありましたか。
「ちゃんとフィニッシュしきれなかったところですかね。いまいち気持ちが盛り上がらなかったです。自分は気分が乗るか乗らないかを大事にする方なんで」
――今回の対戦相手である南出選手にはどんな印象を持っていますか。
「正直あんまり分からないっすね。自分、そんなに格闘技を見ないんで。修斗でやった試合を見て、打撃主体で元気とスタミナがあって打ち合うタイプかなと思います。自分はその時その時の流れで戦って、パターンで言えば総合をしっかりやって全局面で勝負して、打撃でフィニッシュしたいですね」
――あまり自分の試合以外の格闘技を見ることには興味がないですか。
「格闘技を“やる”のは好きなんですよ。自分のところに入ってくるものは見るし、気になる選手がいたら試合をチェックして動きを真似したりするし。でも自分で色々と調べて情報を集めるっていうのはないですかね」
――例えばONEと契約する選手が増えていて日本で大会をやる…だったり、そういった情報も逐一追いかけているわけではないですか。
「うっすら…知ってる感じです。一緒に練習している人が出ていたら見ますけどね。あっ!MMA PLANETさんはちゃんと見てますよ(笑)」
――ありがとうございます(笑)。少し聞きにくい質問ですがかつて所属していたTRIBE TOKYO M.M.Aの選手たち、佐藤天選手や若松佑弥選手が日本のトップとして活躍していることをどう捉えていますか。
「嬉しいっスよね。最近何度かTRIBEのプロ練に行かせてもらったんですけど、俺も頑張らないといけないなって刺激を受けています」
――試合直前でも自然体の安藤選手ですが、格闘家としての今の目標を聞かせてもらえますか。
「今、自分は修斗で戦っているんで、修斗でがっちり強い選手とやって自分の実力をアピールしたいです。UFCとかRIZINにも出てみたいなと思いますけど、それよりも今戦っている場所で結果を残して、盛り上げる試合をしないといけない。
そういうつもりで戦ってますね。修斗は自然に強い選手が集まってくる場所だと思うんで、そこで抜きん出た存在になりたいっす」
■プロ修斗対戦カード
<修斗世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]佐藤将光(日本)
[挑戦者]齋藤曜(日本)
<フライ級/5分3R>
オニボウズ(日本)
田丸匠(日本)
<バンタム級/5分3R>
岡田遼(日本)
藤井伸樹(日本)
<ライト級/5分3R>
小谷直之(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)
<バンタム級/5分3R>
安藤達也(日本)
南出剛(日本)
<ストロー級/5分3R>
猿丸ジュンジ(日本)
本田良介(日本)
<ストロー級/5分3R>
木内SKINNY ZONBIE崇雅(日本)
安芸柊斗(日本)
<ライト級/5分3R>
福本よう一(日本)
エドモンド金子(日本)
<ライト級/5分3R>
星野大介(日本)
キ・ウォンビン(韓国)
<バンタム級/5分2R>
倉本一真(日本)
岩鬼(日本)