【DEEP85】メインで大塚隆史とDEEP初戦を戦うビクター・ヘンリー「本当のフィニッシュを見せる」
【写真】戦い方はジャパニーズMMAが源流でも、盛り上げ方はアメリカン(C)MMAPLANET
26日(日)に文京区後楽園ホールで開催されるDeep85。メインで大塚隆史と対戦するビクター・ヘンリーに計量&ルールミーティング後に話を訊いた。
キャリア13勝4敗、2014年7月の初来日からこれまでの9試合中7試合が日本でのファイトとなっている。そんなヘンリーにとってDEEPは、Grandslam、Pancraseに続き日本で戦う3団体目となる。
そして大塚というDEEP最強のバンタム級ファイターと戦うこととなったヘンリーの目標は日本の全団体制覇であった。
──Grandslam、Pancraseに続きDEEPで戦うこととなりました。
「凄く歓迎してくれて、嬉しいよ。これまでに日本では他のトップ団体であるパンクラスで試合をしてきたけど、これは僕のビジネスだからね」
──大塚選手と戦うというオファーを受けた時、どのようなことを考えましたか。
「1カ月半ぐらい前かな、この試合のオファーがあったのは。オオツカとは過去に戦った相手が重なっている部分もあり、とても興奮したよ。他のファイターと戦う時と同じで、僕を倒しにくるヤツなんだから、こっちが倒さないとね」
──大塚選手とビクターだと、いわゆるジャパニーズMMAのスタイルはビクターの方ですね。
「ハハハ、オオツカはレスリングとボクシングだしね。アメリカン・スタイルかジャパニーズ・スタイルかと言われると、僕のスタイルのルーツは日本だ。先生のジョシュ・バーネットは、日本でビル・ロビンソンに習っていた。そして、どの試合だろうが僕はフィニッシュを狙って戦ってきた。それが僕のスタイルだよ」
──DEEPバンタム級で最強の選手といきなり戦うことになりましたが、ビクターのDEEPでの狙いは何でしょうか。
「DEEPに限らず、僕の目標は日本のファイティング・プロモーションでベストになること。ゴールはナンバーワンになることだから。それが成った時はジョシュの持つパンクラス無差別級王座に挑戦するよ(笑)」
──アハハハ。
「とにかく、僕は1番強い選手になるために戦っているんだ」
──今後も日本をベースに戦っていく予定ですか。
「2月に米国(※KOTCでアンデウソン・ドスサントスに勝利)でも試合をしたよ。だって僕は米国で生まれ育ったんだし、友人たちの前で戦うことは楽しいものだよ。でも日本のファンの方が僕の試合を見たいと思ってくれているから、日本で戦う方が多いんだ。
これからも日本で戦っていきたいし、可能であれば日本の全ての団体で試合をしたいと思っている。もちろん、米国の大会でも戦っていくよ。戦いが好きだから、それが全てだよ」
──では、明日の試合の意気込みをお願いします。
「とにかくで気持ちで負けないこと。ノックアウトでもサブミッションでもどっちで良いから、本当のフィニッシュを見せるよ。ハイライトリールに残るような勝ち方をする。勝つためだけじゃない、戦うためにケージに入るんだ。危険な試合になるだろうね」
■ DEEP85計量結果
<バンタム/5分3R>
大塚隆史: 61.65キロ
ビクター・ヘンリー: 61.4キロ
<バンタム級/5分3R>
釜谷真: 61.6キロ
坂巻魁斗: 61.2キロ
<女子アトム級/5分3R>
SARAMI: 47.85キロ
アリーシャ・ガルシア: 47.95キロ
<女子アトム級/5分3R>
富松恵美: 47.7キロ
パク・シウ: 48.05キロ
<女子フライ級/5分2R>
渡辺華奈: 56.85キロ
赤林檎: 56.75キロ
<フェザー級/5分3R>
DJ.taiki: 66.2キロ
横山恭典: 65.6キロ
<ライト級/5分2R>
大原樹里: 70.45キロ
武田光司: 70.55キロ
<ストロー級/5分2R>
川原波輝: 52.4キロ
村元友太郎: 52.6キロ
<バンタム級/5分2R>
CORO: 61.25キロ
白川Dark陸斗: 61.5キロ
<OPフェザー級/5分2R>
高塩竜司: 65.6キロ
松林佑介: 65.6キロ
<OPストロー級/5分2R>
磯貝太一: 51.9キロ
杉浦弘幸: 51.4キロ