【UFN246】ビクター・ヘンリー、バンタム級転向のジョーダンに変形ギロチンを極められてタップアウト
<バンタム級/5分3R>
シャルル・ジョーダン(カナダ)
Def.2R3分43秒by モディファイド・ギロチンチョーク
ビクター・ヘンリー(米国)
サウスポーのジョーダンに対し。ヘンリーがインローとインカーフを蹴っていく。ジョーダンが左ミドルを蹴ると、ヘンリーも右ミドルを蹴り返す。ジョーダンはアウトローと左の飛びヒザ蹴り、左の前蹴りを突き刺す。ここからジョーダンは構えをスイッチして左フックと左ハイ、距離を詰めて左フックを当てる。ヘンリーも前に出ていくが、そこにジョーダンがジャブと右カーフを狙う。ヘンリーは右ストレートと右アッパー、クリンチの攻防になると細かいパンチを入れる。
ここでジョーダンは足払いでヘンリーを崩してギロチンへ。ヘンリーが頭を抜くと、再びクリンチの攻防から足払いでヘンリーを崩す。すぐに立ち上がったヘンリーはジョーダンの蹴り足をキャッチしてテイクダする。ジョーダンがケージを背にして立ち上がると、今度はヘンリーが四つ組みの攻防から足払いでジョーダンを崩す。ここはお互い離れて、試合がスタンドに戻る。
サウスポーのジョーダンに対し、ヘンリーが右ストレート。ジョーダンは左ミドルと左ストレート、左の前蹴りで距離を取って、左ハイ・左の飛びヒザ蹴りを見せる。組んだヘンリーがジョーダンをケージに押し込み、足を払ってテイクダウンする。ジョーダンがギロチンを狙ったところでラウンド終了となった。
2R、オーソドックスに構えるジョーダンが右カーフ。ヘンリーもジャブ・ワンツーから前に出て、左右のフックにつなげる。頭を振って前に出るヘンリーに対し、ジョーダンは左右に動いて左ミドル。組みの攻防になるとジョーダンが上体を崩して前のめりにさせるとすぐにバックへ。足をフックして四の字ロックすると、RNCを狙いながらパンチを入れる。
ジョーダンも向き直ってヘンリーをガードポジションに入れると左腕を首に巻いてギロチンを狙う。一旦腰を抜いて立ち上がると、ヘンリーのテイクダウンに合わせて左腕を深く入れる。そのままテイクダウンしたヘンリーがサイドポジションを取るが、ジョーダンは首だけを抱えるギロチンに切り替え、自分の両足を上からヘンリーの足にフック。このままヘンリーの首を絞めてタップを奪った。
試合後、ジョーダンは「ギロチンは極めきれなかったけど、モディファイで極めることができた。バンタム級は僕の場所。カナダの皆に、この国にベルトを戻すと約束する」と語った。