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【DEEP83】試合結果 住村&和田が王座防衛。ソン・ジンスがバンタム級王者に。未来、村元、横山が好勝負

DEEP83【写真】王者2人が防衛戦に成功、キム・ジンスが新バンタム級王者に。しなしさとこは勝って山本美優戦をアピールした(C)MMAPLANET

4月28日(土)、東京都文京区の後楽園ホールでDeep83が開催され3階級のタイトル戦はウェルター級とフライ級で住村竜市朗、和田竜光が揃って王座初防衛に成功し、バンタム級ではソン・ジンスが新チャンピオンに輝いた。

佐藤洋一郎の挑戦を受けた住村は、力強くパンチを打ち込んでいったが、佐藤の粘りと右足を負傷し最終回に失速。バックマウントを取られた状態で絞めを防ぎきり、序盤の2つのラウンドを取ったことでウェルター級王座防衛を果たした。フライ級王者の和田竜光は17歳の高橋誠のアグレッシブな仕掛けに対し、バックを奪われるシーンもあったが、その勢いを柔らかく受け止めてポジションに優位に立つファイトを展開。ポイント上は完封勝利と、しっかりとした勝利を手にした。

バンタム級王座決定戦は北田俊亮が距離を取りつつ飛び込んでパンチを当てるという緊迫の試合展開のなか、ソン・ジンスが2Rになって右をヒットさせると、ここからパンチのラッシュを掛けてTKO勝ちした。

Takeda武田光司は体重超過のツォゴーフ・アマルサナーを相手に組んだバックを制する試合展開で判定勝ちを収め、デビュー以来の連勝を5に伸ばした。しなしさとこはジョン・イェジンを相手にスピニングバックフィストでダウンを奪いながらも、打撃戦ではやや苦戦。テイクダウンからバックマウント奪取後、パウンドでケリをつけた。

Asakura Mikuru今大会は序盤戦で、2回戦で戦うのが勿体ない顔合わせも多く、DEEP初出場となった朝倉未来はCOROの腕十字を封じ、トップ&パウンドの展開で判定勝ち。村元友太郎はランボー宏輔に対して、初回のスクランブル戦を制し、2Rは動きを大きくなったところを衝かれる場面もあったが判定を勝ち取っている。

YokoyamaAngels Fightingフェザー級王者ムン・ギポムに対し、横山恭介が的確にパンチを入れ、テイクダウンでも快勝。第2試合と目立った場面でのファイトではなかったが、この勝利の価値はしっかりと周囲が認め、反映させた次戦に結びつけてほしいものだ。

またオープンングファイトではモンゴルのバータル・アズジャブハランがハシャーン・フヒトを破っている。


Deep83
<DEEPウェルター級選手権試合/5分3R>
○住村竜市朗(日本)3R
判定
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×佐藤洋一郎(日本)
<DEEPフライ級選手権試合/5分3R>
○和田竜光(日本)3R
判定
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×高橋誠(日本)
<DEEPバンタム級王座決定戦/5分3R>
○ソン・ジンス(韓国)2R2分39秒
TKO
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×北田俊亮(日本)
<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
○結城将人(日本)3R
判定
×堀尾竜司(日本)
<キャッチウェイト/5分3R>
○武田光司(日本)3R
判定
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×ツォゴーフ・アマルサナー(モンゴル)
<46キロ級契約/5分2R>
○しなしさとこ(日本)1R4分37秒
TKO
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×ジョン・イェジン(韓国)
<63キロ契約/5分2R>
○朝倉未来(日本)2R
判定
×CORO(日本)
<ストロー級/5分2R>
○村元 友太郎(日本)2R
判定
×ランボー宏輔(日本)
<バンタム級/5分2R>
○窪田泰斗(日本)1R2分51秒
アームロック
×小川顕広(日本)
<フライ級/5分2R>
○島袋チカラ(日本)1R3分17秒
TKO
×石神保貴(日本)
<フェザー級/5分2R>
○横山恭典(日本)2R
判定
×ムン・ギボム(韓国)
<バンタム級/5分2R>
○バータル・アズジャブハラン(モンゴル)2R
判定
×ハシャーン・フヒト(日本)
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