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【DEEP84】元谷友貴がテコンドー使いムン・ジェフンと。フェザー級王者・芦田は弥益ドミネーター戦が決定

Moon Jae-Hun【写真】重さよりもスピードで威力を増幅させる蹴りに注目、ムン・ジェフンだ(C)MMAPLANET

1日(月)、DEEPより6月30日(土)に東京都江東区のディファ有明で開催されるDEEP 84 IMPACTで元谷友貴×ムン・ジェフン、フェザー級チャンピオン芦田崇宏×弥益ドミネーター聡志が組まれることを発表した。


横田一則の引退試合が行われる同大会で、2月にRIZINより帰還した元谷がムン・ジェフンと対戦することとなった。そのRIZINでも1勝1敗のムン・ジェフンは、テコンドー経験者が当然多い韓国MMA界にあって、その足技をMMAで最も有効に使うことができるファイターといっても過言でない。

主戦場のROAD FCでは当時のバンタム級王者イ・ユンジュンへの挑戦経験もあり、根津優太や朝倉海、そして佐藤将光という日本人選手との試合では打撃戦を制して勝利している。その一方で、中原太陽のグラップリングに敗れているムン・ジェフンだが、決してグラップリングができないわけはなく、テコンドーベースの打撃を主体したウェルラウンダーだ。

現UFCのカン・ギョンホを始め、ソン・ミンジョン、イ・ギルウといった韓国軽量級のトップに敗れるも、現ロードFCバンタム級王者キム・スーチョルに勝ったこともあるムン・ジェフンの戦績は11勝10敗だ。この勝ちと負けの数が近いレコードこそ、ムン・ジェフンが韓国MMA界らしくデビュー後からプロテクト一切なしの、潰し合いの中でキャリアを積んできたことを意味している。元谷としても、決して軽視することができない実力者だ。

Yamasuまた昨年12月にDEEPフェザー級の頂点に立った芦田はチャンピオンとして、初戦を弥益と戦うことが決まった。弥益は戦績3勝4敗の負け越しから現在は5連勝中と勢いがある。芦田の突き放す打撃、その制空権を弥益が突破することができると、勝敗の行方は読めないモノとなるだろう。

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