【Pancrase285】新フライ級王者マモル「シュール芸貫いた」。5月28日に石渡×シウバ & etc…
【写真】2010年1月のKOTC世界ジュニアフライ級王座奪取以来、実に7年2カ月ぶりの王座戴冠となったフライ級KOPマモル (C)MAMORU YAMAGUCHI
12日(日)に江東区ディファ有明で開催されたPancrase285。フェザー級とフライ級で新チャンピオンが誕生した同大会の動向をここでまとめておきたい。
まず上にあるように酒龍一を破り、修斗世界フェザー級(※ユニファイド的にはバンタム級)、世界バンタム級(※同フライ級)、KOTC世界ジュニアフライ級王座に続き、4度目の王座戴冠となったマモルは以下のようなコメントを寄せてくれた。
マモル
「完全にヒジ、ヒザを出させないシフトでしたね……。でも、ブレずにシュール芸を貫きました!!」
接近戦を避け、ケージに押し込むこともなかった神酒に対し、ケージ中央でもムエタイ流MMAの距離とタイミングを維持して勝利だったことが伺える。
また、同大会中にはミノワマンがデカゴンに登場し、今夏14年振りのパンクラスでの出場を明らかとした。
同様にバンタム級KOP王者、石渡伸太郎も5月28日(日)に同所で行われるPancrase287でハファエル・シウバの挑戦を受け。5度目の王座防衛戦を戦うことも発表された。シウバは昨年11月のビクター・ヘンリーとの挑戦者決定戦で勝利し、既に次期チャレンジャーであることは決まっていた。パンクラス最多記録となる5度目の王座防衛に関して、石渡は「間違いなくキャリア最強の相手」とコメントしている。
なお、マグダレナ・ソルモバを破った三浦彩佳に国際戦WINボーナス=10万円、ビクター・ヘンリーにリベンジを果たした上田将勝に20万円が支給されることも13日(月)に発表されている。