【ONE FF116】オタロラをアヤカロックで仕留めた三浦――日本大会でザンボアンガへの挑戦決定!!
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
三浦彩佳(日本)
Def.1R3分53秒 by スカーフホールド・アメリカーナ
ジュリアナ・オタロラ(コロンビア)
体格で上回る三浦が開始早々、距離を詰めてダブルレッグへ。左腕を差し上げ、そのままコーナーに押し込む。オタロラが差し返すと、待っていましたとばかりに三浦が左腕を首に回して投げた。そして袈裟固めからパウンドを浴びせながらアヤカロックを狙う。
腕を取り切るのが難しいと見たか、肩固めに切り替える三浦。パウンドで削りながら肩固めへ。相手が凌ぐとアヤカロックも狙うループに持ち込む。マウントに移行して肩固めの形を整え、再びパスするもオタロラが凌ぎ続ける。しかし最後はオタロラの右腕をアヤカロックで絞り上げ、タップを奪った。
やや強張った表情で勝ち名乗りを受けた三浦は、涙ぐみながらリング上でインタビューに答える。そしてインタビュアーから、11月16日の日本大会でONE世界女子アトム級王者、デニス・ザンボアンガへの挑戦が発表された。三浦は涙を流しながら「チャトリさん、ありがとうございます。ストロー級でタイトルマッチに負けて、私はまだベルトを獲れていないです。ストロー級で獲れなかった忘れ物を、アトム級で獲りに行きます」と答えた。