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【ONE FF116】前蹴りでダウンもオタツイスター。競り合いでなく、激闘で和田竜光がホルミルザエフに下る

【写真】強さも見せたが、またも勝ちを得ることができなかった(C)ONE

<127ポンド契約/5分3R>
アバスベク・ホルミルザエフ(ウズベキスタン)
Def.3-0
和田竜光(日本)

ホルミルザエフがハイドレーションがオーバーで、リミットを守れずキャッチウェイト戦に。和田の右カーフをかわしたホルミルザエフが、右前蹴りをアゴに決める。尻餅をつき、立ち上がった和田。

さらにスピニングバックキックからパンチを纏められ倒れると、ロープの外に。

戻されて試合が再開すると、和田はシングルを切られ右をヒットされる。組んで払い腰狙いのホルミルザエフを大腰で投げた和田がバックに回る。ボディトライアングル&襷の和田に対し、ホルミルザエフがリストを掴んで防御する。胸を合わせにくると、オタツツイスターを仕掛ける和田。ふそれでもホルミルザエフをRNCを狙われると胸を合わせにいく。

和田は待っていたとばかりににオタツイスターへ。レフェリーを見やる和田だが、試合は続きエルボーに移動した和田は、再び頭を抱えに行く。それでも胸を合わせに行くホルミルザエフは腹ばいになり立ち上がろうとする。和田のスロエフストレッチを察知したホルミルザエフは、ヒザをついて背中を伸ばされる。と和田のエルボーが後頭部に入ったとしてレフェリーが中断を命じる。

頭部をカットし、流血のホルミルザエフ。和田にはイエローカードが提示された。そして試合はスタンドで再開となり、ホルミルザエフがスピニングバックキック、さらにカカト落としを見せるが、空振りだった。

2R、バックキックをボディに入れたホルミルザエフ。和田は右を当て、前に出る。ホルミルザエフはジャブを当て、左フックへ。組んだ和田だが、離れたホルミルザエフがジャブを続ける。和田もジャブを返し、スピニングバックキックをかわす。ホルミルザエフはシングルからクリンチへ。和田は体を入れ替えて。大腰を狙う。ここは耐えたホルミルザエフに小外の和田は、内股を返すも投げ切れない。結果エルボーから離れ、右を入れた和田に対し、ホルミルザエフがヒザ蹴り。さらに左ハイを蹴り、組んで組んでいく。

クリンチが増えたホルミルザエフはコーナーに和田を押し込んで、ヒザ蹴り。スピニングバックフィストをかわした和田は、離れるとジャブを受ける。スイッチニーを繰り出したホルミルザエフは印象が残る攻撃が多い。和田の右にダブルレッグを仕掛けたホルミルザエフが、スクランブルでバックへ。エルボー&パンチのホルミルザエフが、攻撃を受ける場面を減らしラウンドをまとめた。

最終回、スピニングバックキックのホルミルザエフ。和田はシングルレッグ。ホルミルザエフはギロチンへ。動きがが止まった和田を見て、レフェリーが試合を止めそうになる。和田が動きだし、そのまま流されスクランブルへ、ここもギロチンでトップを取ったホルミルザエフはスタンドに戻り、派手な蹴り技を繰り出してテイクダウンへ。

切った和田はアッパーを被弾し、スピニングバックキックをボディに受ける。首相撲のホルミルザエフをボディロックでコーナーに押し込んだ和田だが、ホルミルザエフが察知して離れ跳びヒザを狙う。ヒザ蹴り、スピニングバックフィスト、前蹴りと攻撃が止まらないホルミルザエフがダブルレッグからバックに回る。

鉄槌&パンチ、両足をフックしたホルミルザエフが左右で連打を落とすとRNCへ。左腕を抱えた和田は左右のパンチ、鉄槌と猛攻にさらされる。最後は絞め狙いを耐えた和田だが、過去に見たことがないほど攻められ0-3で敗れた。

両者は健闘を称えあい、「もちろん最高の気分だ。これで契約を手にしたい」と話すホルミルザエフはチャトリから、ボーナスと契約が知らされ「強くなり続け、チャンピオンになって母国に戻る」と言葉を続けた。


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