【Special】2016年の新チャンピオン──3月編──於MMAPLANET
【写真】ロンダに勝ったホルムを下し、女子MMAのトップに立ったミーシャ。これが最後の輝きだったのか、この後2連敗し現役を退くことを発表した(C)Zuffa LLC/Getty Images
今週末はクリスマスということもあり、海外のメジャーMMAイベントもウィンターブレイクに入った。そして国内ケージ大会も開催はなく年末のイベント再開前に今年、誕生したMMAチャンピオンをMMAPLANET上で振り返りたい。
題して──2016年の新チャンピオン、今回は3月に誕生したチャンピオンを紹介します(戦績は王座奪取時点)
■3月5日 UFC196 @ネヴァダ州ラスベガス MGMグランド・ガーデンアリーナ
【UFC世界女子バンタム級王座】
ミーシャ・テイト(米国)def.ホーリー・ホルム(米国)
ミーシャ・テイト
1986年8月18日生
MMA戦績:18勝5敗
「Strikeforce時代からロンダの影として女子MMAをリードしてきたミーシャが、不屈の精神をもって最終回の逆転劇でUFC女子バンタム級の頂点に。彼女はここで燃え尽きたのか、7月に王座陥落、12月の敗北で引退を発表した」
■3月6日 HEAT37@名古屋市熱田区名古屋国際会議場
【HEAT MMAバンタム級王座】
春日井健士(日本)def.手塚基伸(日本)
春日井健士
1988年7月27日生
MMA戦績:18勝3敗1分1NC
「盟友・祖根寿麻が負傷で手塚への挑戦を回避、春日井が最後のバンタム級の試合として挑戦しベルト奪取。その後、パンクラス参戦を経て、9月にHEATフライ級王座奪取。しかし、12月に体重超過のホジェリオ・ボントリンの腕十字に一本負け正式試合結果はドローに……」
■3月11日 Invicta FC16@ネヴァダ州ラスベガス トロピカーナ・ラスベガス内トリニダード・ラウンジ
【暫定Invicta FC世界女子フライ王座】
ジェニファー・マイア(ブラジル)def.ヴェネッサ・ポルト(ブラジル)
ジェニファー・マイア
1988年10月6日生
MMA戦績13勝4敗
「新世代シュートボクセ・ファイターは接戦に強いマイアが、全く試合に出てこない正規王者バーブ・ホンチャック不在のなか暫定チャンプに。9月にはこれも接戦でロクサン・モダフェリを破り王座防衛に成功している」
■3月13日 Pancrase276@東京都江東区ディファ有明
【King of Pancraseウェルター級王座】
村山暁洋(日本)def. 鈴木慎吾(日本)
村山暁洋
1980年3月29日生
MMA戦績18勝7敗
「3連勝で王座挑戦を果たした村山は。4R3分33秒TKO勝ちで王座戴冠。しかし、10月の初防衛戦で三浦広光に敗れベルトを失った」
■3月19日 TOP FC10@韓国ソウル ソウル・オリンピックホール
【TOP FCフェザー級王座】
イ・ミング(韓国)def. チェ・ヨングァン(韓国)
イ・ミング
MMA戦績4勝2敗1NC
「キャリア4勝目の王座戴冠に成功したイ・ミング。アグレッシブな打撃とスプロールに長けたTOPで育ったファイターらしいチャンピンだが、9月にチェ・スンウに敗れ王座陥落。またこの試合で敗れたチェ・ヨングァンは判定を不服とし引退宣言。その後、ケージに足を踏み入れていない」
■3月25日 LegacyFC52@ルイジアナ州レイクチャールズ ゴールデンナゲット・カジノ
【暫定Legacy FCフライ級王座】
マット・シュネル(米国)def. クレイトン・マイ(米国)
マット・シュネル
1990年1月15日生
MMA戦績9勝2敗
「腕十字であっという間で暫定フライ級王者となったマット・シュネルはTUFシーズン24に出演。準々決勝で優勝したティム・エリオットに敗れるも、フィナーレ大会でバンタム級としてUFCデビュー──ロブ・フォントにTKO負け」