【RFC】100万ドルライト級Tはロード・トゥ・アソルに。エッ? 国内2大会も──6月の代々木は……
【写真】2016年のベストファイターに選ばれたクォン・アソル。彼と対戦するために大大規模なトーナメントが行われる形となった (C)ROAD FC
21日(水・現地時間)、ROAD FCより昨日20日(火・同)にソウル・ヨンドゥンポ区のグッド・ホテルで開かれたThe Road FC Awards Ceremony 2016内で明らかとなった各賞と2017年の大会開催プランが発表された。そして100ドルトーナメントがRoad FCライト級王者クォン・アソルへの挑戦者決定トーナメントという形態=Road to A Solで行われことが正式にアナウンスされている。
今回のリリース発表と現地から情報を纏めると、ライト級100万ドルトーナメントの詳細は以下の通りだ。
すでに11月19日に行われた中国トライアル4人の勝者が、4月・中国大会で2試合の選抜戦を戦い、勝者2名が本戦へ。
1月28日(金・同)にフィリピンのURCCでフィリピン勢2人+他の東南アジア諸国から2名参加の4人制ワンデートーナメントが実施され、優勝者1名が本戦へ。
2月1011日、ソウルのROAD FC36では韓国、ブラジル、米国、カナダ、欧州、そして3月の日本予選に出場しない日本人選手など20名が集まり、10試合の一次トライアル。4月・ソウル大会で、この10名が5試合の二次トライアルに挑み、勝ち残った5名が本戦へ。
また2月にMFPでロシア勢2人、東欧から2名で4人制ワンデートーナメント。優勝者1名が本戦へ。3月にDEEPで日本予選4人制ワンデートーナメントが行われ、優勝者1名が本戦に出場する。
5月のソウル大会より、本戦がスタート。上記の10名に加え、過去の実績を踏まえ、トライアルを免除された6名のシード選手が本戦へ。トーナメント優勝者がライト級王者クォン・アソルと対戦し、その勝者が優勝賞金100万ドルを獲得するというもの。
当初の32人制トーナメントという発表とかなり形が変わり、驚きのクォン・アソルのスーパーシード性が採用されることとなった。
また同トーナメントとは別に来年度のスケジュールとして、3月のオール女子大会、今年に続き無差別級トーナメントの開催も含め、イベント開催プランとして全17大会を行うこともアナウンスされた。その内訳は韓国で11大会、中国で4大会、日本で2大会というもの。
昨年7月以来の日本大会開催発表は、6月に代々木体育館(第一か第二かは明記されていない)、9月に有明コロシアムとなっている。ただし、代々木体育館は格闘技ファンもご存じの方が多いだろうが、東京五輪までの耐震工事のために第一、第二ともに2017年春から2019年春まで長期閉鎖が決まっており、このタイミングでの日本大会開催はまずあり得ない。
プランとして発表された2017年度スケジュール、日本大会の開催についてはどのような進捗状況が見えるかは不透明だが、9月の日本大会開催に期待したい。
なおROAD FC2016各賞は以下の通りだ。
【ベストチーム】
チーム・フィニッシュ
サビMMA
チーム・パシ
【新人賞】
アオルコロ
キム・ボスン
【KO賞】
ムングオスズ・ナンディンエルデン
ブルーノ・ミランダ
【ベストファイト】
キム・ミンウ×ムン・ジェフン
【ベストファイター】
クォン・アソル