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【Road FC72】ナンディンエルデンは70.1キロ。そして関野大成の相手に、クォン・アソルが名乗りをあげる

【写真】ピーク時を知るファンは目を疑うかもしれないが、左から2番目が昨年末時点のキム・アソルだ(C)MMAPLANET

明日16日(日・現地時間)に韓国はソウルのチャンチュン体育館で開催されるRoad FC72。直前の負傷欠場、ヤン・ジヨンの超スクランブル発進という状況までお伝えしていたが、この3時間でさらに事態は変化した。
Text by Manabu Takashima

キム・テインの負傷でタイトル戦が消滅した関野大成だったが、なんと元ライト級王者クォン・アソルが対戦に名乗りをあげた。Road FCの解説者でもあるアソルは、イベントのピンチに2年4カ月ぶりのMMAを戦うことに。

(C)ROAD FC

関野は105.4キロという計量結果があるが、アソルは計量を行わず無差別級に臨む。そのアソル、今や相当の巨漢となっており、どれだけのコンディションを維持できているのかは想像もつかない。ただし、本人は「関野とは以前に練習をしたことがあるので、問題ない」と語っているようだ。一方の関野は「全然期待していなかったので驚きました。良い試合をお見せします」と話しているとのことだ。

両者の一戦がメインで実施されることとなったので、ユン・テヨン✕ブレンゾリグ・バットムンクのウェルター級戦は再びプレリミ枠に戻る。

(C)ROAD FC

そして原口伸と68キロ契約で戦うパク・ヘジンは400グラム・オーバーのまま再計量を行わず、加算システムのRoad FCのジャッジ・スコアリングにおいて総得点から5Pを引かれるペナルティで両者の試合は実現する。パク・ヘジンが勝った場合やドローというケースでも、試合結果は公式記録となりノーコンテストとはならない模様だ。

なおナンディンエルデンとキム・ジヨンの無差別級戦に関して、前者の計量結果が入ってきた。既報のようにキム・ジヨンは74キロだったのに対して、ナンディンエルデンは70.1キロと4キロ弱軽かった。もちろん、キム・ジヨンは通常体重でリカバリーはないだろうが、ナンディンエルデンがどれだけ体重を戻してくるのか。ここは勝敗を占ううえで、大きなファクターとなるだろう。

■視聴方法(予定)
3月16日(日・日本時間)
午後2時00分~KAKAO TV、AFRSCOOP

■ROAD FC72対戦カード

<無差別級/5分3R>
クォン・アソル(韓国)
関野大成(日本)

<ミドル級王座統一戦/5分3R>
[正規王者]ファン・インス(韓国)
[暫定王者] イム・ドンフアン(韓国)

<Road FCフライ級王座決定戦/5分3R>
イ・ジョンヒョン(韓国)
コ・ドンヒョク(韓国)

<無差別級/5分3R>
キム・ジヨン(韓国)
ナンディンエルデン・キム・インソォン(韓国)

<66キロ契約/5分3R>
キム・ヒョンウ(韓国)
黒井海成(日本)

<68キロ契約/5分3R>
パク・ヘジン(韓国)※68.4キロ
原口伸(日本)

<ウェルター級/5分3R>
ユン・テヨン(韓国)
ブレンゾリグ・バットムンク(モンゴル)

<フライ級/5分2R>
イ・ギルス(韓国)
チョ・ジュンゴン(韓国)

<キックボクシング無差別級/3分3R>
イ・ホジェ(韓国)
ツェレンダッシュ・アズジャルガル(モンゴル)

<フライ級/5分2R>
イ・ジンウ(韓国)
ピョン・イェジュン(韓国)

<67キロ契約/5分2R>
パク・ヒョンビン(韓国)
イ・ソンジェ(韓国)

<ライト級/5分2R>
ジャン・ジェウク(韓国)
ジャン・ヒョンジン(韓国)


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