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【Road FC72】関野大成のタイトル挑戦消滅。何と!!ヤン・ジヨンが無差別級でナンディンエルデンと対戦!!!!!

【写真】まさにAnytime、Anywhere、Anyoneなヤン・ジヨンだ(C)MMAPLANET

明日16日(日・現地時間)に韓国はソウルのチャンチュン体育館で開催されるRoad FC72だが、直前になって上位カードが中止が続く緊急事態に陥っている。
Text by Manabu Takashima

まず13日(木・同)に仕切り直しのライト級グローバルT準決勝で、ナンディンエルデン・キム・インソォンと対戦予定だったパク・シウォンが、腰の負傷で欠場が決まった。パク・シウォンは腰の痛みを感じつつ調整を続け減量も順調だったが、最終局面で悪化し全治2週間の椎間板ヘルニアと診断され試合は中止に。


また同日にメインで関野大成の挑戦を受ける予定だったキム・テインがヒザを負傷。内側側副靭帯損傷で全治4カ月、キム・テイン陣営は試合ができないかを模索していたが、計量前日に出場を諦めRoad FCに連絡をとった。結果、関野のリベンジ戦=タイトル戦はキャンセルされることが決まった。

メインカード2試合の消滅にRoad FCはプレリミ・メインで組まれていたユン・テヨンとブレンゾリグ・バットムンクのウェルター級戦をメインカードに組み込み、さらに──本日の午後になって無差別級でナンディンエルデンとヤン・ジヨンの一戦をメインカード第4試合で組むことを発表。

選手の負傷は致し方ない。プロモーターも興行を成立させないといけない。その狭間にあって安全性という部分での倫理観を疑われるカードが組まれることになる。が、ヤン・ジヨンは計量をして74キロで通常体重がライト級リミットを上回っていることは確認されている。一方、ライト級の試合に向けて調整をしていたナンディンエルデンはパク・シウォンの欠場決定が計量前日だったことで最後のドライアウトをする必要がなかったかもしれないが、現時点で彼の体重は確認できていない。ともあれ興行を救うファイト、いつ何時でも戦えるヤン・ジヨンとナンディンエルデンの体重差がえげつないことを願うばかりだ。

■視聴方法(予定)
3月16日(日・日本時間)
午後2時00分~KAKAO TV、AFRSCOOP

■ROAD FC72対戦カード

<ミドル級王座統一戦/5分3R>
[正規王者]ファン・インス(韓国)
[暫定王者] イム・ドンフアン(韓国)

<Road FCフライ級王座決定戦/5分3R>
イ・ジョンヒョン(韓国)
コ・ドンヒョク(韓国)

<66キロ契約/5分3R>
キム・ヒョンウ(韓国)
黒井海成(日本)

<66キロ契約/5分3R>
パク・ヘジン(韓国)
原口伸(日本)

<ウェルター級/5分3R>
ユン・テヨン(韓国)
ブレンゾリグ・バットムンク(モンゴル)

<フライ級/5分2R>
イ・ギルス(韓国)
チョ・ジュンゴン(韓国)

<キックボクシング無差別級/3分3R>
イ・ホジェ(韓国)
ツェレンダッシュ・アズジャルガル(モンゴル)

<フライ級/5分2R>
イ・ジンウ(韓国)
ピョン・イェジュン(韓国)

<67キロ契約/5分2R>
パク・ヒョンビン(韓国)
イ・ソンジェ(韓国)

<ライト級/5分2R>
ジャン・ジェウク(韓国)
ジャン・ヒョンジン(韓国)

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