【UFC101】BJ・ペン×ケニー・フロリアン戦、正式発表
8月8日(土・現地時間)、ペンシルベニア州フィラデルフィアのワコビア・センターで開かれるUFC101『DECLARATION』(宣言、終了宣言)。13日(水・同)には、そのメインカード、UFC世界ライト級選手権試合=BJ・ペン×ケニー・フロリアン戦がズッファより正式発表された。
【写真】1年3ヶ月ぶりにライト級防衛戦に臨むBJ・ペン。スタック状態のUFCライト級戦線だけに、コンスタントな防衛戦が見てみたい (C) ZUFFA
すでにミドル級世界王者アンデウソン・シウバと、フォレスト・グリフィンの復帰戦がライトヘビー級契約で行われるメイン級カードが発表されていたが、これで同大会のマッチアップは一応揃ったように思われる。
今年1月のスーパーファイト、ウェルター級世界王者GSP戦で完敗を喫したものの、後にワセリン付着疑惑が起こり、決着戦をアピールしているBJが、昨年5月のショーン・シャーク戦以来となるライト級防衛戦を行う。
UFC以外のメインプロモーションでも、必ず目玉となる選手を擁するライト級、それだけ世界中に優秀な選手が揃っているが、やはりベストはBJ・ペン。天才がライト級に専念することを求める声は多かった。
【写真】間合いの魔術師ケニー・フロリアン。そして、勝機を逃さない極めの力も王者にとっては脅威となるに違ない (C) ZUFFA
対するケン・フロは、06年10月にショーン・シャークとの王座決定戦に敗れて以来、2年10ヵ月ぶりの王座挑戦となり、その間、7連勝中。現時点のオクタゴンでは、BJの対戦相手としてこれ以上の選手は見当たらない。
ジョー・スティーブンソン、ロジャー・フエルタ、ジョー・ローゾンというライト級トップファイターに圧勝しており、王者BJにとっても怖い存在になることは間違いない。ともに柔術黒帯で、優れた打撃を無理なくこなせる。BJのジャブ×ケン・フロのムエタイの間合い――、そんなスリリングな攻防が見られる一戦となりそうだ。
■UFC101『DECLARATION』対戦予定カード
<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
BJ・ペン(王者/米国)
ケニー・フロリアン(挑戦者/米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
アンデウソン・シウバ(ブラジル)
フォレスト・グリフィン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
アミール・サダロー(米国)
ジョニー・ヘンドリックス(米国)
<ミドル級/5分3R>
ヒカルド・アルメイダ(米国)
ケンドール・グローブ(米国)
<ライト級/5分3R>
ジョシュ・ニアー(米国)
カート・ペルグリーノ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
タムダン・マックローリー(米国)
ジョン・ハワード(米国)
<ウェルター級/5分3R>
マット・リデル(米国)
ダン・クリーマー(米国)
<ライト級/5分3R>
ジョージ・ソティロパロス(豪州)
ロブ・エマーソン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ダニーロ・ビルフォート(ブラジル)
ジェシー・レノックス(米国)