【UFC237】計量終了 ナマジュナスに挑戦するアンドレジが真っ赤なバラ(ローズ)を手渡し、抱き合う
10日(金・現地時間)、11日(土・同)にブラジルはリオデジャネイロのジュネス・アリーナで開催されるUFC237「Namajunas vs Andrade」の計量が行われた。
2017年11月にヨアナ・イェンジェチックを破り、UFC世界ストロー級王座に就いたローズ・ナマジュナスにとって、ヨアナとのリマッチに続き2度目の防衛戦はジェシカ・アンドレジを相手に、敵地リオで行うことに。
フェイスオフの際に真っ赤なバラ一輪をアンドレジに贈られたナマジュナスは、ここでしっかりと抱き合う。そして一礼から握手をして別れた両者。アンドレジは「自分でできることは可能な限りやってきた。ここは私のホーム、皆のために戦う」と話し、ナマジュナスは「ジェシカは私がここに来たことは間違いっているとか言ったらしいけど、私はチャンピオンとしてだけでなく、それ以上のことをしたい。前に進むことで、正しい方向に進みたい。私はより良い人間になりたいし、ブラジルでは色々な刺激を受けらたし、来て凄く良かったわ」とコメントした。
セミでジャレッド・キャノニアと対戦するアンデウソン・シウバには、この日一番の声援が送られ、キャノニアには対照的に大ブーイングが起こった。クレイ・グイダはココナッツをもって計量台に乗り、大きな声援で迎えられたBJ・ペンとフェイスオフへ。BJの体は緩かったがココナッツを渡された笑顔を見せ、しっかりとハグしあった。
パンクラスではストロー級王者だったヴィヴィアニ・アロージョは、バンタム級と2階級上でUFC入りを果たし、4ポンドアンダーで計量を終えセレモニアル・ウェイインへ。ステージ上で向かい合ったタリタ・ベルナルドとの体格差はそれほど見られなかったが、果たして明日は……。
なおフランシスコ・トリナルドと対戦予定だったディエゴ・フェレイラが、本計量時に腎臓結石で欠場が決まり、計量を終えていたトリナルドの試合は流れることに。この両者の試合に代わり、メインカードに昇格した女子バンタム級戦だが、ベチ・コヘイアが6ポンド・オーバーで、30パーセントのファイトマネーを没収された上で141ポンドとフェザー級に近いキャッチウェイトでアイリーン・アルダナと戦うことになった。
■ UFC237計量結果
<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者]ローズ・ナマジュナス: 114.5ポンド(51.94キロ)
[挑戦者] ジェシカ・アンドレジ: 114.5ポンド(51.94キロ)
<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・キャノニア: 184.5ポンド(83.68キロ)
アンデウソン・シウバ: 185ポンド(83.91キロ)
<フェザー級/5分3R>
ジョゼ・アルド: 146ポンド(66.22キロ)
アレキサンダー・ヴォルカノフスキー: 145.5ポンド(66.0キロ)
<ウェルター級/5分3R>
チアゴ・アウベス: 170.5ポンド(77.34キロ)
ロウレアノ・スタルポリ: 170.5ポンド(77.34キロ)
<女子バンタム級/5分3R>
アイリーン・アルダナ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ベチ・コヘイア: 141ポンド(63.95キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ: 203.5ポンド(92.3キロ)
ライアン・スパン: 204ポンド(92.53キロ)
<ライト級/5分3R>
チアゴ・モイゼス: 155ポンド(70.31キロ)
カート・ホロボウ: 154.5ポンド(70.08キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ヴァルリー・アウベス: 170ポンド(77.11キロ)
セルジオ・モラエス: 170ポンド(77.11キロ)
<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ: 153.5ポンド(69.62キロ)
BJ・ペン: 155ポンド(70.31キロ)
<女子フライ級/5分3R>
プリシーラ・カショエイラ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ルアナ・カロリーナ: 124.5ポンド(56.47キロ))
<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス: 135.5ポンド(61.46キロ)
カルロス・フアチン・キロス: 135.5ポンド(61.46キロ)
<女子バンタム級/5分3R>
タリタ・ベルナルド: 134.5ポンド(61.0キロ)
ヴィヴィアニ・アロージョ: 131ポンド(59.42キロ)