【Titan FC40】キャリア3戦目で暫定王者に。ホゼ・トーレスがヴェラスケスをヒザ蹴りでKO
<Titan FCフライ級暫定王座決定戦/5分5R>
ホゼ・トーレス(米国)
Def.2R3分52秒by TKO
アブディエル・ヴェラスケス(米国)
左ローをまずヴェラスケスが蹴りこむ。右ローを返したトーレスが前に出るが、スイッチを織り交ぜて戦うヴェラスケスに自分の間合いを取れない。左右にステップを踏みながら左ハイを見せたヴェラスケス、直後にトーレスが右を入れる。ヴェラスケスは伸びる左ストレートも、トーレスが右ローから右ストレートを打ち込む。ヒザ蹴りを受けて動きが止まったようにも見えたヴェラスケスだが、ダブルレッグで尻餅をつかせたる。
すぐにスタンドに戻ったトーレスが、前進を続けパンチを入れて組みつくとバックに回って後方へ大きな投げを打つ。ワンフックでバックを取ったトーレスがヴェラスケスの背中を伸ばして後方からパンチを集中させる。残り10秒でRNCもこれは極めきれなかった。
2R、右を被弾したトーレスはすぐにワンツーでは反撃。ヴェラスケスは左前蹴りを繰り出すが、トーレスは構わず前に出ていく。ローからワンツーと攻勢に出るトーレスは、打ち合いも最後の一手を取る。左フックでふらついたヴェラスケスが、右ストレートとヒザ蹴りの追い打ちを受ける。特にラッシュを掛けないトーレスは、そのままプレシャーを掛け続け、左フックから首相撲&左ヒザ。
これをアゴ先にモロに受けたヴェラスケスが後方へ崩れ落ち、即レフェリーが試合を止めアンダードッグのトーレスがTitan FC暫定フライ級王座に就いた。僅か3戦目の中堅プロモーションの暫定王座のベルトを巻いたトーレスは「ハードな試合になることは分かっていた。でも絶対にテイクダウンは許さないと思って戦ったんだ。初回にRNCを追い込んだ、2Rはタイミングを計っていた。とてもハッピーだよ」と語った。