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【HEAT38】9月25日、決定!! HEATバンタム級王座決定戦=赤尾セイジ×祖根寿麻 「打ち込みます」

Kazuma Sone【写真】誰よりもHEAT総合バンタム級王座に思い入れがある祖根が、旧友・赤尾とベルトを賭けて戦う(C)MMAPLANET

1日(火)、9月25日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT38で、春日井健士の返上により空位となったHEAT総合ルール・バンタム級王座決定戦が、祖根寿麻と赤尾セイジの間で行われることが発表された。

HEATバンタム級王座は2014年9月のHEAT33で当時のGrachanバンタム級チャンピオン手塚基伸、DXFCバンタム級チャンピオン祖根、Gladiator武士道バンタム級チャンピオン辻川凌平、そしてヒロ・ヤマニワの間で、ワンデー・トーナメントでベルトが争われ手塚がその腰にベルトを巻いた。

その後、今年の3月に手塚に挑戦予定だった祖根が負傷欠場。彼の代わりに志村道場の同門である春日井健士が「最後のバンタム級戦」として手塚に挑み、王座を獲得している。ただし、春日井の目標はあくまでもフライ級でUFC参戦、前王者は宣言通りバンタム級で王座防衛を行うことなく、パンクラス参戦を決めてベルトを返上した。

今回、赤尾と同王座を賭けて戦うこととなった祖根は長年HEATを本拠地にキャリアを重ねてきたファイターだ。近々の試合では5月にTenkaichi MMAバンタム級王座を獲得し、7月にはプロ修斗に初出場──土屋大喜から判定勝ちを決めている。

一方、長らくDEEPバンタム級戦線で戦ってきた赤尾はフライ級転向後も、王座挑戦権を賭けた一戦に敗れるなどしていたが、心機一転しパラエストラ東大阪に移籍。再び、バンタムという階級で長年暮らした東海地方をベースとするHEATでベルトを賭けて祖根と戦うこととなった。

赤尾は前王者・春日井の盟友、所属ジムが分れても互いに心のつながりは残っており、互いの試合の応援に駆け付けていた仲だ。その春日井が今や切磋琢磨する祖根と赤尾が戦う──人間関係の綾が見られるタイトル戦となる。そんな赤尾戦が決まった祖根より、このタイトル戦に関する抱負が届いたのでお伝えしたい。

祖根寿麻
「HEAT総合ルール・バンタム級王座は1度はトーナメントで負けて、それを春日井が取り返してくれ、さらに僕に繋いでくれたベルト……、1番欲しいベルトです!
 
対戦相手の赤尾選手は一緒に海に行ったり、CLUBに行きお酒を飲み楽しんだ仲でもあります。練習も時々、一緒にやり名古屋の格闘技を変えて行きたいと話したりもしました! 人間的にとても、良い人です(笑)。MMAファイターとしてはテイクダウンが強く、トップキープが上手いという僕が1番苦手なタイプです。

しかし、僕のパンチ、蹴りが当たれば誰でも倒れます。打ち込みます!!」


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