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【THE KNOCK OUT】右ヒジ流血は警告を受けるも、大沢が祖根の組みをクリンチワークでかわして判定勝ち

<Unlimited 63キロ契約/3分3R>
大沢文也(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
祖根寿麻(日本)

大沢がプレスをかけて右カーフを蹴る。祖根は左右フックを振ってからダブルレッグで組みつくも、倒せずブレイクに。リング中央で右カーフ、右ローを浴びせる大沢。祖根は「効いていない」と挑発する。祖根が組んでコーナーに押し込むもブレイクが掛かった。大沢の左をかわした祖根がボディロックで組んだが、これも大沢が耐えた。

大沢は左フックから右ローに繋げる。左ボディから右を伸ばした祖根に、大沢がクリンチに行く。しかし祖根のボディロックを耐え、ブレイク後にパンチを打ち込んでいく。残り30秒、祖根はボディロックから左右に崩していくも大沢は倒れず。パンチを浴びた祖根が距離を取った。

2R、大沢が右ロー。祖根もフェイントをかけるが攻撃に繋がらない。祖根が大沢の右ローを受けながら組みつくもブレイクに。リング中央で祖根が距離を詰めたところに、大沢の頭が当たったため試合は中断される。この間にセコンドと何か確認し合う大沢。再開後、大沢が距離を詰めてワンツーを放つ。頭を下げて組もうとした祖根に、大沢が右ヒジを打ち下ろした。

この一撃か、祖根の左耳付近から大量の出血が見られる。曽根もシングルレッグで尻もちを着かせるが、展開がなくブレイクに。左右フックを振り回す祖根を突き放す大沢。ボディロックで組むが、その後の展開をつくれない祖根。大沢はパンチから右ミドルに繋げた。

最終回開始前、祖根のカットした傷口にドクターチェックが入る。試合続行が認められたものの、ヒジ打ちが当たった箇所が後頭部であるため、大沢に警告が与えられる。「マジで!?」と驚く大沢だが、ラウンド開始のゴングが鳴り、祖根とハグして試合を再開した。大沢が左ミドルを打ち込むと、祖根が右を浴びせたあと、頭を振って組みつく。離れた大沢は、頭を下げる祖根に右ヒジを打ち下す。祖根が大沢の左ヒジをかわし、ボディロックで背中を着かせたもののブレイクに。

大沢はテイクダウンを狙う祖根のボディに右テンカオを突き刺す。左ジャブから両腕を差し上げる大沢。祖根がコーナーに押し込むも展開できず。距離を保つ大沢が右ローを当てる。大沢の左ミドルをキャッチする祖根。尻もちを着きながらも離れた大沢は、ボディロックで倒されるがガードポジションで凌ぐ。試合終了間際も祖根の組みをクリンチワークでかわした。

フルマークの判定勝ちを収めた大沢は、対戦した祖根に感謝を述べたあと、この階級でUnlimitedルールのベルト創設をアピールした


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