【ONE45】キャリア73戦目のサッポが、前ONE世界ミドル級王者シヴィリとジャカルタで対戦
【写真】4週間を切った状況でのイベント&カード発表、ONEの戦いは優しくない(C)ONE
13日(土・現地時間)に初のマカオ大会を開催するONEより、2日(水・同)にその2週間後となる27日(土)にインドネシアのジャカルタ、ジャカルタ・コンベンションセンターでONE45「Titles and Titans」を開催することが発表された。
年頭のスケジュール発表では8月は5日に台湾大会、9月2日にマレーシア・クアラルンプール大会、ジャカルタは10月22日が予定されていたが、大幅に変更されたことになる。そんな8月27日のジャカルタ大会のメインは、前ONE世界ミドル級王者イゴール・シヴィリが、元ウェルター級タイトルコンテンダーのルイス・サッポと対戦する一戦が用意された。
カザフスタン人ファイターのシヴィリは、2014年11月にレアンドロ・アタイジを僅か17秒でTKOし王座に就くも、昨年10月にヴィタリー・ビクダシュに大逆転負けを喫して、ベルトを手放している。
王座陥落から1年10カ月を経ての復帰戦で、シヴィリを待ち構えているのがサッポ。ONEは2勝0敗1NC、キャリア全般では62勝9敗1分という恐るべき戦績を誇るブラジリアンは、世界ウェルター級王者ベン・アスクレンに挑戦しアイポークでノーコンテスト、再戦では体重超過で試合をキャンセルというドタバタで名を馳せた。
その後、今年の2月に77秒サッカーボールキックでハファエル・シウバをTKOし、今回の試合に臨むこととなる。5月に王者ビクダシュが負傷で防衛戦を回避したミドル級戦線で、この一戦の勝者が時期王座挑戦権を獲得する公算はかなり高い。ガチガチの打撃戦が展開されることが予想される一方で、究極のスタミナバトルという見方も成り立つ。
なお今回の発表で、ジェイク・バトラー×マルチン・プラチニオ、ヴィンセント・ラトゥール×エドワード・ケリー戦ら6試合が組まれることが明らかになったが、日本人選手の名前はまだ見当たり状況だ。