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【Pancrase279】上田将勝と対戦、ハファエル・シウバ 「ハードな試合、自分を知ってもらうチャンス」

Rafael Silva【写真】木曜日の時点ではやや疲れを感じさせていたシウバだが、目は爛々と光って戦闘意欲の固まりのような表情を浮かべていた(C)MMAPLANET

いよいよ24日(日)、東京都江東区のディファ有明で開催されるPancrase 279。同大会で上田将勝と対戦するハファエル・シウバが21日の公開練習を行っていた。


鋭いヒザをトレーナーのミットに蹴り込んでいたシウバ。その後の質疑応答でのやりとりをここで紹介したい。

Rafa Silva──4カ月振りの日本はいかがですか。

「また日本で、そしてパンクラスで戦えることを嬉しく思っているよ。準備万端なので、良い試合をしたい」

──あと5キロ、減量の方は大丈夫ですか。

「問題ないよ。5キロでなく、4.8キロだし(笑)。4カ月前に来た時は日本に着いた時点で9キロオーバーだったのが、今回は6キロ。全然、大丈夫だよ」

──上田将勝選手の印象を教えて下さい。

「タフで素晴らしい相手。でも、僕もタフで強い。互いに経験豊富だし、ファンの皆が喜ぶ試合をしたい。しっかりと準備が整っている方が勝つだろう」

──気をつけないといけない攻撃はどこだと思っていますか。

「サウスポーなので左の蹴り、左ストレートに注意しないといけない。でも、そこを踏まえて練習してきたので特に問題はないと思っている。

レスリングや寝技を仕掛けてくるだろうし、それも準備してきた。組みの展開でもチャンスはあるだろうね」

──どのような勝ち方を狙っていますか。

「今まで自分がやってきたこと。作戦に従って戦うと、結果はおのずとついてくる。一本かKOなのかは予想できないけど、とにかく勝つよ」

──上田選手は持久戦を得意としています。その点については?

「心配はしていないよ。僕が色々な技を見せるチャンスも増える。日本人選手は諦めない。ハードな試合になるけど、それは僕にとっても自分を知ってもらうチャンスだから」

──日本は梅雨で湿気が高く、また外気と部屋の温度など差があると思うのですが、体調管理に影響はないですか。

「減量は簡単じゃないけど、3月に来た時は寒かったし、今回の方がずっと調整しやすいと思う。常に室内にいるから、湿気も気にならないし気にしていないよ」

──メインでKOPバンタム級選手権試合が行われますが、結果は気になりますか。

「もちろん気にはなるよ。でも、僕はウエダに集中している。ウエダとの試合が終わったら、次のステップとしてタイトルのことも考えるだろうね」

■Pancrase279対戦カード

<バンタム級/3分3R>
清水悠生(日本)
平岡将英(日本)

<バンタム級/3分3R>
井関遼(日本)
宮川峻(日本)

<フライ級/3分3R>
川原玲郁(日本)
島袋力(日本)

<バンタム級K.O.P.T./5分5R>
[王者] 石渡伸太郎(日本)
[挑戦者] ジョナサン・ブルッキンズ(米国)

<フライ級王者決定戦/5分5R>
安永有希(日本)
神酒龍一(日本)

<ウェルター級/5分3R>
鈴木槙吾(日本)
岡見勇信(日本)

<バンタム級/5分3R>
上田将勝(日本)
ハファエル・シウバ(日本)

<フライ級/5分3R>
中井りん(日本)
ライカ(日本)

<フライ級/3分3R>
コンボイ升水(日本)
獅庵(日本)

<ライト級/5分3R>
アキラ(日本)
長岡弘樹(日本)

<ストロー級/5分3R>
朱里(日本)
ニコーレ・カレアーリ(ブラジル)

<ウェルター級/3分3R>
有己空(日本)
高鍋明大(日本)

<ウェルター級/3分3R>
高木健太(日本)
手塚裕之(日本)

<ライト級/3分3R>
冨樫健一郎(日本)
ジョン・バチスタ・ヨシムラ(ブラジル)

<フェザー級/3分3R>
ガイ・デルモ(米国)
稲葉聡(日本)

<バンタム級/3分3R>
ハルク大城(日本)
佐久間健太(日本)

<フライ級/3分3R>
井島裕彰(日本)
上嶋佑紀(日本)

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