【Bellator159】ビッグアップセット!タイマングロが最終回にアームインギロチンでコールドウェルを斬って落とす
<バンタム級/5分3R>
ジョー・タイマングロ(グアム)
Def.3R0分9秒by アームインギロチン
ダリオン・コールドウェル(米国)
サウスポーのコールドウェルに対して、タイマングロは右フックを振って飛び込んでいく。距離を取るコールドウェルは左の前蹴り。最初のシングルレッグは失敗に終わるが、タイマングロがバックスピンキックを空振りしたタイミングでダブルレッグに入って、テイクダウンを奪う。
コールドウェルはタイマングロの動きに合わせてハーフ、バック、インサイドガードでトップキープを続ける。タイマングロもガードから三角絞めを狙い、ケージに体を預けて立ち上がる。コールドウェルはすぐにシングルレッグに入り、切られてもタイマングロの頭をがぶってコントロールする。
ここでコールドウェルはタイマングロの頭から左腕に手を持ちかえてアームロックへ。これを潰したタイマングロがバックに回り込むと、コールドウェルはタイマングロを前方に落として腕十字を狙った。
2R、パンチでプレッシャーをかけていくタイマングロ。コールドウェルは距離を取りながらローを蹴る。タイマングロが右ミドルを蹴ってバランスを崩すと、コールドウェルはすかさず飛びヒザ蹴り。そのままタイマングロの頭をコントロールしてがぶるが、タイマングロも頭を抜いて離れ際にパンチを振る。
一旦、距離が離れる両者。タイマングロが右のビッグヒットを狙うも、コールドウェルがダブルレッグを合わせてテイクダウンする。ハーフガードになったコールドウェルはアームロックを狙いながらトップキープ。
残り30秒を切ったところでレフェリーがブレイクを命じる。残り時間、タイマングロは手をマットにつくカポエイラ式の蹴りを見せて、ダブルレッグにも入る。
3R開始直後、コールドウェルがシングルレッグでテイクダウンを狙うと、そこにタイマングロがアームインギロチン。これがガッチリと入り、コールドウェルがまさかのギブアップ。タイマングロがビッグアップセットと言える逆転一本勝ちを収めた。