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【WSOF25】フォスターが1回戦の雪辱果たし、セフェリーノをTKO。T優勝を決め挑戦権獲得

<WSOFライト級T決勝/5分3R>
ブライアン・フォスター(米国)
Def2R4分51秒by TKO
ジョアォン・セフェリーノ(ブラジル)

スーパーマンパンチで距離を狭め連打を見せたフォスターが、パンチの応酬から離れてヒザ蹴りを狙う。これにテイクダウンを合わせたセフェリーノが、すぐに足関節を狙い防がれてもトップをキープする。フォスターの立ち上がり際にバックマウントを取ったセフェリーノだが、ここは前方に振り落される。と、セフェリーノはディープハーフから足を送って足関節をセットアップしている。フォスターが顔面を蹴って距離を取り直したため、注意が与えられる。

スタンドで試合が再開すると、セフェリーノのテイクダウン狙いをフォスターが防ぎ、距離を取り直す。フォスターは組んで引き込むセフェリーノから離れ、1回戦のように寝技に付き合うことはない。スイッチを駆使し、オーソから右フックを入れるフォスターが圧力を強める。セフェリーノの左ハイをキャッチして叩きつけてなお、寝技には付き合わないフォスター。組み付くと即引き込んでヒールを狙ったセフェリーノだが、フォスターは余裕を持って体を捻って立ち上がる。そのまま両者が交わることなく初回が終了した。

2R、セフェリーノの右ミドルをキャッチして左フックを振るうフォスター。右フックの空振りからサウスポーにスイッチし、オーソに戻したフォスターは圧こそ強めるが特に重いパンチを入れるというわけではない。直後にセフェリーノが後ろ回し蹴りをキャッチしてテイクダウンに成功する。即足を一本抜いたセフェリーノは、左のエルボーからキムラを狙う。胸を合わせつつトップを取り返したフォスターは立ち上がって、ローやカカト落としを見舞っていく。続いてフォスターはガードの中に入りエルボーを入れる。

ここもディープハーフから足関節を狙ったセフェリーノだったが、フォスターはすぐに足を抜いてパウンドを落とす。そのまま立ち上がったフォスターに対し、セフェリーノが左フックを入れる。前に出てパンチを振るうフォスターだが、セフェリーノの右がヒットしてもんどりうつように体が上下する。セフェリーノは右フックを続けてダウンを奪うが、トップをキープできずスクランブルになり、両者が立ち上がって距離を取り直す。直後にダブルレッグを決めたフォスター、セフェリーノは動きが落ち右エルボーを被弾する。

それでもセフェリーノは懸命に足を戻して蹴り上げで顔面を狙う。この足を払って、飛び込むようにフォスターが、体重を掛けて右パンチを叩きこむ。足を取りに来たセフェリーノだが、体が伸びてしまっている。フォスターはパンチを続けても、セフェリーノに反応がなく、両手を上げて勝利をアピール。レフェリーが試合を止めないと見るや、フォスターは再度、思い切りパンチを落とし勝負を決めた。

敗者復活から準決勝を勝ち上がり、初戦で一本負けを喫した相手に雪辱しトーナメント優勝、フォスターがジェスティン・ゲイジーの持つWSOF世界ライト級への挑戦権を手にした。

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