【WSOF25】敗者復活のフォスターがパロミーノにTKO勝ち、決勝は1回戦の再戦に
<WSOFライト級T準決勝/5分2R>
ブライアン・フォスター(米国)
Def.2R4分19秒by TKO
ルイス・パロミーノ(ペルー)
リッチがヒザの靭帯損傷で準決勝棄権となり、初戦でセフェリーノのヒールで敗れたフォスターの代役出場となった準決勝第2試合。後ろ回し蹴りを見せたフォスター、冷静に避けたパロミーノはケージを背負いながら右ローを蹴り込む。ケージの前を移動するのは、組まれてもケージに背なかをつけるためか。フォスターは簡単に組みに行かず右フックから前へ。パロミーが右オーバーハンドを返す。
フォスターは右ローから右ストレートを伸ばす。さらにサイドキックを繰り出したフォスターが、一度間合いを外す。ケージを背負ったままのパロミーノが左フックを伸ばすと、このタイミングでフォスターが小外掛けでテイクダウンに成功する。一気にパスしたフォスターはニーインベリー、パロミーノがハーフに戻す。腰を入れてヒザを抜いたフォスターはマウント奪取、左右の拳を落として自らサイドに戻る。クルスフィックスから連打を落とすフォスターが初回を取った。
2R、ローからすぐにテイクダウンを狙ったフォスターだが、パロミーノがスプロール。一旦、引いて慎重にタイミングを計るフォスターが再び、一気に飛び込んでダブルレッグへ。スクランブルからギロチン、後方回転したフォスターだったが、パロミーノが頭を抜いて蹴りを狙う。ここに組みついたフォスターが、しっかりと背中をつけさせると再びマウントへ。戻して亀になったパロミーノのバックに回ったフォスターは、足をフックしてバックマウント、さらにRNCを狙う。上を向いて逃れたパロミーノがマウントを取られ暴れ、フォスターはサイドへ。そのまま右のパウンドを連打するとレフェリーが試合を止めた。
敗者復活で準決勝に進出したフォスターがパロミーノを破り、決勝戦は何と1回戦の再戦となった。