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【ACB84】スロバキア大会は国際色豊か!! 元北米メジャー=パロミーノ、アルメイダ、ノゲイラが揃い踏み

Palomino【写真】パロミーノはこの殴り合いでACBフェザー級タイトル戦線に割り込むことができるか(C)WSOF

7日(土・現地時間)、スロバキア ブラチスラバのジムニー・スタディオンでACB84「Burrell vs Agujev」が開催される。


MMAファンにとってはほとんど馴染みのないスロバキアの首都に初進出を果たすACB、今回は出場24選手中ロシア人は僅か4人というイベントとなる。メインではStrikeforceからUFC、そしてBellatorと北米メジャーで戦ってきたもののACBでは2連敗で、あとがないナフション・バレルを相手にキャリア31勝7敗──過去20試合では18勝2敗というアルビ・アグエフが追い込みバトルを仕掛ける。

このようにメインにはロシアの猛者を登用した今大会だが、12カ国ものバラエティに富んだ国からファイターが参戦するだけに非ロシア系ファイターが気になるのも事実だ。今やUFCで押しも押されもせぬスターファイターとなったジェスティン・ゲイジーと、WSOF時代に彼の保持していたライト級王座を賭けて2度に渡り、ド派手な殴り合いを演じたルイス・パロミーノがACB4戦目(2勝1敗)でドイツのロマリ・アスキエフと対戦するフェザー級戦は、今後のタイトル戦線に関係してくる可能性もある。

Almeida同じくフェザー級にはベラトールとWSOFベテランのブラジリアン=サウル・アルメイダも出場しアドラン・バタエフと戦う試合に加え、パンクラスに来日経験のある元ベラトール・バンタム級Tファイナリストのルイス・ベタオ・ノゲイラもまたフェザー級マッチで、オーストリアのイスラム・シズブラトフとACB初陣を迎える。

Betao一昨年10月にフライ級でのマモル戦で計量ミスを犯したノゲイラは、1年半で2階級もクラスを上げたことになる。スロバキアのファイターが1人=ロランド・チャンベルしか出場しない驚きのブラチスラバ大会は、ACBの勢いというか何でも有りぶりの一端が伺えるイベントとなりそうだ。

■ ACB84対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
ナフション・バレル(米国)
アルビ・アグエフ(ロシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロナルド・ステーリングス(米国)
ホセ・カネリャス(スペイン)

<フェザー級/5分3R>
ロマリ・アスキエフ(ドイツ)
ルイス・パロミーノ(ペルー)

<フェザー級/5分3R>
アドラン・バタエフ(ロシア)
サウル・アルメイダ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
イスラム・シズブラトフ(オーストリア)
ルイス・ノゲイラ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
アドリアン・ジエレインスキ(ポーランド)
ジョシュア・アルバレス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ロランド・チャンベル(スロバキア)
キム・ジェヨン(韓国)

<ライト級/5分3R>
ユーサップ・ウマロフ(ロシア)
ダレン・スミス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ラニー・サデウ(ドイツ)
トレント・ガードハム(豪州)

<ミドル級/5分3R>
ウマル・ヤンコフスキー(カザフスタン)
ベン・エジル(米国)

<フェザー級/5分3R>
ホセ・サラウス(ペルー)
アルビ・メジドフ(ロシア)

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