【Bellator145】力強さ戻ってきたチャンドラーが、リッケルズを返り討ち
<ライト級/5分3R>
マイケル・チャンドラー(米国)
Def.2R3分05秒by TKO
デヴィッド・リッケルズ(米国)
1年4カ月前、上昇一途だった頃にリッケルズを44秒で破っているチャンドラーが、地元ミズーリ大会で再起の過程で再戦に臨む。リッケルズは左ロー2発から左ミドル、続く右ローにパンチを合わせたチャンドラーは、そのまま連打で詰めて組みにいく。反り投げのような形でトップを奪うと、チャンドラーがガードの中からパンチを落としていく。引き続きパンチとエルボーを続けるチャンドラーは、リッケルズのハイガードを防いだのに合わせて立ち上がる。
チャンドラーは右ストレートを入れ、残り1分で今度はダブルレッグで決める。パス狙いからダースチョークの形に入ったチャンドラーは、これを解いて軽めのパンチを落としながら初回終了を迎えた。
2R、右ローを受けて体がよれるリッケルズをダブルレッグでドライブしたチャンドラー。インサイドトリップで簡単に尻餅を着かせるも、リッケルズがケージを背にして立ち上がる。チャンドラーは距離を取り直し、打撃戦へ。左ジャブを2発受けたが右フックをヒットさせる。これが効いたリッケルズのテイクダウン狙いをギロチンで迎え撃ち、トップを奪取すると勢いのあるパンチを連打する。大量の鼻血を流すリッケズルがスクランブルに持ち込もうとしても、チャンドラーはギロチンや首をコントロールしてトップをキープする。上体を起こしてパウンドを連打すると、レフェリーが試合をストップした。
「僕はこの階級のベスト。スコット・コーカー、タイトル戦の勝者と戦う機会を与えてほしい」と語った。