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【KNOCK OUT60】パンチで前に出続けた山田がKihoに判定で競り勝ってBLACK女子アトム級王座奪取

【写真】9月の対戦同様に接戦となったが山田が判定勝利でベルトを巻いた(C)MMAPLANET

<KNOCK OUT-BLACK女子アトム級(※46.0キロ)選手権試合/3分3R>
[挑戦者] 山田真子(日本)
Def.2-0:30-29.30-29.29-29.
[王者] Kiho(日本)

9月の後楽園大会で対戦している両者。この時はKihoが延長判定勝利でベルトを巻いたが、KNOCK OUT山口代表が審判団に異議申し立てした試合内容で、ダイレクトリマッチでのタイトル戦が組まれた。山田が左の前蹴りと右ロー、ステップしながら右ローを蹴る。Kihoは距離を取ってジャブと右ロー、山田もジャブから飛び込んでいく。

Kihoがジャブを伸ばすと、山田はガードを上げて右カーフ。Kihoは右ミドル、ジャブで距離を取る。組みの攻防を挟み、Kihoが右の前蹴り。山田がジャブから距離を詰める。Kihoは前蹴りとインロー、山田もジャブからワンツー、ロープに詰めて左ボディを打ち込む。Kihoは山田の右カーフに右ストレートを返し、山田はジャブ・左フックから前に出る。Kihoはそこに右ストレートを狙い、山田が密着したところでラウンド終了となった。

2R、山田が左フックで前進。Kihoも左ミドルを蹴り返す。山田はジャブとインローから前に出る。山田が右ストレートから左フック、Kihoも左フックを打ち返す。山田がパンチの回転力を上げて前に出ると、Kihoは左のヒザ蹴りをボディに突き刺す。Kihoがワンツーで前に出ると、山田はサークリングして距離を取る。Kihoは前蹴りで距離を取りつつ、山田のステップインに左フックを狙う。山田は右を振って、ワンツーで前進。山田は前蹴り、左フック、左ミドルで山田を中に入れさせない。山田が右ハイを蹴ると、Kihoもスウェーでかわして右ハイを蹴り返す。

3R、蹴りで距離を取ろうとするKiho。山田が左フックを当てて前に出る。Kihoは前蹴りと右ストレート、山田のステップインにハイキックを狙う。山田は右の蹴り、ジャブ・左フックから前に出る。Kihoは右ストレートとヒザ蹴り、足を上げるフェイントから前蹴りとミドルで距離を取る。

山田はKihoをロープに詰めて左右のボディ、Kihoは右の顔面前蹴り。下がらず前に出る山田が左フックを立て続けに当てる。さらに山田が右ストレートで前に出ると、Kihoも右ストレートで応戦。最後は山田がパンチで前に出て、Kihoが右のハイを狙った。前回の対戦同様に接戦となったが、山田が本戦判定2-0で勝利し、Kihoへのリベンジを果たすと共に新王者としてベルトを巻いた。


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