【写真】高速カウンターの打ち合いを制したのはモタのパンチ力だった(C)MMAPLANET

＜KNOCK OUT-UNLIMITEDフェザー級（※57.5キロ）王座決定戦／3分3R＞
カルロス・モタ（ブラジル）
Def.2R1分55秒 by KO
有川直毅（日本）

有川が左インロー。モタはジャブをボディに伸ばす。左に回るモタの顔面に右ストレート、左ジャブを突き刺した有川は、モタの右ローをすくい上げながら右ストレートを伸ばす。右ストレートを軸に展開する有川は、右ローから体を振る。モタはボディへ左ジャブを伸ばす。

互いにスイッチしながらローを蹴り合うなか、有川が右カウンターを当ててモタを下がらせるも、自分もモタの右を受けてバランスを崩した。モタのパンチに右ローを合わせる有川。モタは有川の上げた右足をキャッチし、尻もちを着かせてから顔面に右ヒザを突き刺す。すぐに立ち上がった有川は打ち合いへ。モタは有川の右ストレートをかわし、ニータップで尻もちを着かせた。ガブりながら立ち上がった有川に、再び尻もちを着かせて初回を終えた。

2R、モタが左右に回る。相手の右に右ストレートを合わせる有川。しかしモタも有川の右ローにパンチを合わせ、マットに手を着かせた。有川はシングルレッグからスタンドに戻る。有川がモタのローを受けながら右を突き刺した。モタは左右ボディ。有川がテイクダウンのフェイントから右ヒジ、左ハイでモタをかく乱する。右ストレートをおとりに左ジャブを当てる有川だが、続いて右ボディストレートから左フックに繋げると、モタに左フックを合わされてしまう。

カウンターを食らってダウンした有川に、モタはジャンプしてフットスタンプ。有川が亀になるとモタはパンチを浴びせる。立ち上がるもモタの左をもらってフラつく有川。左ミドルを受け、ダブルレッグに右ヒザを合わされてしまう。うずくまったところにモタの連打を浴びてレフェリーストップとなった。

超スピーディな展開をKOで制し、UNLIMITEDフェザー級のベルトを巻いたモタは「次の試合が決まったらすぐ出られるように準備して、また皆さんの前で戦いたい。（ベルトを狙うファイターに対して）来るなら来い」と語る。さらに「個人的なことですが離婚して2日後にKNOCK OUTからオファーが来た。今年は最高の1年だった」と笑顔で締めた。

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