【KNOCK OUT60】ユリアンが左ヒザ&左ミドルで中島から3度のダウンを奪い、新BLACKウェルター級王者に
【写真】左ヒザ、左ミドルとユリアンのボディ狙いがハマッた(C)MMAPLANET
<KNOCK OUT-BLACKウェルター級(※67.5キロ)選手権試合/3分3R>
ユリアン・ポズドニアコフ(ウクライナ)
Def.1R1分52秒 by KO
中島玲(日本)
開始早々、ユリアンが左跳びヒザを繰り出す。右に回る中島に対して左ハイ。中島は左にステップインして左を当てる。ユリアンが右ローを受けながら距離を詰めていく。左ジャブ、左前蹴りから左テンカオに繋げるユリアン。中島が下がるとボディへの左ヒザ、左右フックから左ヒザ、左ミドルと畳みかけていく。
ボディを効かされた中島はダウン。カウント8で立ち上がった中島を、ユリアンの左ヒザ、左ミドルが襲う。中島も右フック、右カーフを返す。左に回る中島をユリアンが追う。ワンツーから左ミドル、左ヒザで2度目のダウンを喫する中島。苦悶の表情を浮かべながら立ち上がると、右胴廻し回転蹴りを見せるも、これはかわされる。試合再開直後、ユリアンの左ヒザがボディに突き刺さり、3ダウンで中島のKO負けとなった。
両者は今年4月に対戦しており、初戦はユリアンが判定勝ちを収めていた。返り討ち&ベルト奪取を果たしたユリアンは、「人生が変わりました。僕の母国ウクライナは今、大変な状況にあります。僕も苦しい気持ちのなか戦って、ウクライナ人として初めて日本でチャンピオンになりました。この勝利をウクライナの人たちに捧げます。ウクライナをサポートしてくれている日本の皆さんにも感謝しています。日本を愛しています!」と語った。















