【RFC25】キム・スーチョルがマルロン・サンドロと対戦。TUF CHINAの期待の選手もROAD初陣
【写真】負傷を押しての一本勝ち、マルロン・サンドロを相手にどこまでコンディションが回復するかも大きなカギを握りそうなキム・スーチョル。日本大会では「エガちゃん」という声援も飛んでおり、人気も出そうな実力者だ(C)MMAPLANET
29日(水・現地時間)、ROAD FCが8月22日(土・同)のRFC25=ウォンジュ大会に現プロ修斗環太平洋フェザー級(※61.2キロ)チャンピオンの根津優太、SARAMIの出場と同時に、キム・スーチョル×マルロン・サンドロ戦が行われることとを発表している。
フェザー級王者チェ・ムギョム×バンタム級王者イ・ユンジュン戦がメインの同大会は、既報の通り日本から根津優太、SARAMIが参戦、立ち技で活躍したクォン・ミンソクのデビュー戦と話題満載のラインナップが揃っているが、そこに日本大会で中原太陽を破ったばかりのキム・スーチョルが日本でも馴染のサンドロと戦うというビッグカードが加わった。
中原戦をギロチンで勝利したキム・スーチョルだが、動きは決して良くなく試合後に「3週間前に左足の太腿を肉離れしていた」ことを明らかにしていた。上半身中心のウェイトと減量に専念し、スパーは直前の2日間しか行えない状況下、できる範囲の動きで一本勝ちをしたスーチョルは、月曜日に韓国に戻ると病院で足の具合をチェックし、GOサインが出た模様だ。
サンドロは4月のパンクラス、ISAO戦で接戦を判定で落とし、その裁定を大批判。日本では今後戦わないことを公言し、ROAD FC出場となった。裁定に関しては、絶対的にサンドロ優勢という展開でなく判定負けも致し方ないが、ISAOと互角の展開をしていたのは事実。スーチョルは過去、レアンドロ・イッサと1勝1敗、グスタボ・ファルシローリに1敗、ビビアーノ・フェルナンデスにも判定負け、ヴァグネル・カンポにTKO勝ちと、ブラジル勢との対戦は2勝3敗。ビビアーノ以来のブラジルのビッグネームとの対戦となる。
そして、メインスポンサーとなった360GAMEの拠点・中国からはクォン・ミンソクと戦うヤン・シュン以外にも、ドン・シンが参戦しキム・ネチョルと戦うことも決まっている。ドン・シンはTUF CHINAウェルター級で最も有望視されていたファイターだが、初戦をクリアした後に負傷でハウスを去っている。
ついに本格的に中国勢の流入が始まったRFCにあって、今大会ではキム・ソクモがトルコのターキー・トップチーム所属のオヌル・トルケルと対戦する。同イベントにトルコ人ファイターが出場するのは2013年のRFC11、ムラット・ハズガン以来2年4カ月振りとなる。
韓国は当然として、ブラジル、日本、中国、そしてトルコと5カ国のファイターが集結するROAD FC25、日本大会とは一味違った現在進行形のROADが見られるビッグショーになりそうだ。
■ ROAD FC25対戦カード
<フェザー級/5分3R>
チェ・ムギョム(韓国)
イム・ヒョンギュ(韓国)
<フェザー級/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
マルロン・サンドロ(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
キム・ネチョル(韓国)
ドン・シン(中国)
<ウェルター級/5分3R>
キム・ソクモ(韓国)
オヌル・トルケル(トルコ)
<バンタム級/5分3R>
パク・ヒョンギュン(韓国)
根津優太(日本)
<女子アトム級/5分2R>
パク・ジョンウン(韓国)
SARAMI(日本)
<64.5キロ契約/5分2R>
クォン・ミンソク(韓国)
ヤン・シュン(中国)