【UFC】テフナin。ノゲイラvsベルドゥム。後のないレーベンも。
【写真】TUFシーズン1以来の人気者もいよいよ尻に火がついてしまったか。クリス・レーベンが背水の陣でアンドリュー・クレイグと7月6日に対戦する (C)GONGKAKUTOGI
12日(火・現地時間)、UFCより今後予定されているイベントの対戦&変更カードが、雪崩現象的に発表されている。
まずは5月25日(土・同)にラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われるUFC160「Velasquez vs Bigfoot 2」でグローバー・テイシェイラと対戦予定だったライアン・ベイダーの負傷により、ジェイムス・テフナの代役出場が決まった。UFC3連勝で負け無しのテイシェイラと、現在4連勝中で通算5勝1敗のテフナ、ブラジルとNZのハードパンチャー対決は、テフナがテイシェイラの組み技をいかに凌げるかがカギとなるだろう。
そして7月6日(土・同)、独立記念日ウィークエンドの同じくMGM大会=UFC162「Silva vs Weidman」に、クリス・レーベンが出場してアンドリュー・クレイグと対戦することが発表されている。併せて、1年10カ月振りのファイトとなるブライアン・メランコンが、UFCデビューを果たし、セス・バクジンスキーと戦うことも決まっている。
昨年末のデレック・ブルンソン戦では、全く良いところがなく低調な試合展開で敗れているレーベン。UFC2勝1敗のクレイグとの対戦は、進退の掛かった勝負となる。と同時に、Strikeforce Challengersで戦ってきたメランコンの、このリリースの嵐が吹き荒れるなかでの初陣はお手並み拝見というしかないだろう。
【写真】6年11カ月振りの対戦となるミノタウロとベルドゥム。前回の対戦ではミノタウロが判定勝ちを収めているが……(C)MMAPLANET
さらに同大会で対戦が発表されていたハファエル・フェイジャォンとチアゴ・シウバのブラジリアン対決は、6月8日(土・同)のFUEL 10「Nogueira vs Werdum」=ブラジルのフォルタレーザ、ジナーシオ・パウロ・サラサテ大会に移行されたことも、アナウンスされた。当然、同大会のメインはアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ×ファブリシオ・ヴェルドゥム、TUF BRAZILシーズン2のコーチ対決だ。それにしても5月18日のFX大会から、僅か3週間のインターバルで開かれる、今年3度目のブラジル大会。現地のUFC人気の高さが伺えるスケジュールだ。